大西智博巡査の事件をマスコミが実名から匿名報道に切り替えた理由!少年法と自主規制の見直しが必要

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出典:Twitter

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滋賀県彦根市の河瀬駅前交番で発砲事件が発生し、井本光巡査部長が射殺され殉職した事件で、容疑者の逃走中だった19歳の大西智博巡査の身柄が確保され、次々と新しい情報が入ってきました。

19歳巡査を殺人容疑で逮捕

産経WESTほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。

滋賀県彦根市の滋賀県警彦根署河瀬駅前交番で、同署の井本光(あきら)巡査部長(41)が拳銃で撃たれて死亡した事件で、殺人容疑で逮捕された同僚の男性巡査(19)=同市=は「間違いありません」と容疑を認め、「罵倒(ばとう)されたので撃った」などと話していることが12日、捜査関係者への取材で分かった。巡査は昨年4月に採用され、今年1月29日に同署へ配属されたばかりで、県警はトラブルや事件の詳しい経緯などを調べる。

また、県警の武田一志(ひとし)警務部長が12日朝に記者会見。「警察官が貸与された拳銃を使用して殺人事件を起こしたことは極めて遺憾。職員については捜査状況を踏まえ、厳正に対処する」と述べ、深々と頭を下げた。

県警によると、井本巡査部長と男性巡査は、11日午前8時半から、河瀬駅前交番で2人で勤務していた。

同日午後8時15分ごろ、彦根市に隣接する同県愛荘(あいしょう)町目加田で、県警のパトカーが田んぼに突っ込んでいるのを発見。東近江署員が河瀬駅前交番のパトカーと確認し、彦根署員が同交番に向かったところ、井本巡査部長がいすに座ったまま机に突っ伏し、頭から血を流しているのが見つかった。井本巡査部長は病院に運ばれたが、死亡が確認された。

男性巡査は行方が分からなくなっていたが、県警は12日未明、愛荘町内で身柄を確保し、その後逮捕した。巡査は拳銃を所持していなかったが、12日朝、彦根市や愛荘町に隣接する同県豊郷(とよさと)町内で拳銃が発見された。

出典:産経WEST

 

 

発砲した19歳巡査とは?

では、発砲した19歳の巡査とは一体誰なのでしょうか?

報道機関の発表によれば19歳ということで、匿名での報道がされているのですが、容疑者の巡査が拳銃を持って逃走している点から考えて、市民に危険が及ぶおそれがあるとして名前と写真を公開して行方を捜査していました。

NHKニュースなどが、その顔画像と名前を公開したとして話題となっています。

その発砲した19歳の巡査の名前は、大西智博(おおにし ともひろ)という人物のようです。

続報:大西容疑者の生い立ちや人物像が判明しました↓

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大西智博巡査について

こちらが、逮捕された大西容疑者のプロフィールです。

出典:Twitter

名前:大西智博(おおにし ともひろ)

年齢:19歳

職業:巡査

在住:滋賀県彦根市

所属:滋賀県警彦根署

出身高校:安曇川高校 野球部

ポジション:ライト

大西容疑者は、亡くなった井本光巡査部長と共に、河瀨駅前交番に勤務していましたが、後頭部と背中を拳銃で発砲し、死亡させたとした逮捕された19歳の巡査部長です。

この事件が発生した際、交番で井本巡査部長と一緒に勤務していた大西容疑者の行方が分からなくなっており、滋賀県警が行方を追っていたところ、事件発生からおよそ5時間後の、2018年4月12日午前1時35分ごろ、滋賀県愛荘町内で発見し、身柄を確保されています。

また、ネット上の情報によれば、大西容疑者は滋賀県立安曇川高校(あどがわ)の野球部であったそうで、「第98回全国高校野球選手権滋賀県大会」にメンバー登録されています。

また、中日新聞のホームページには、以下のように安曇川高等学校の野球部メンバーが掲載されており、そこに大西容疑者の名前があります。

出典:中日新聞+

第98回全国高等学校野球選手権大会は、2016年に開催されていますので、今からおよそ2年前の出来事ですが、その当時3年生であるということは、17歳もしくは18歳であり、2年経った2081年現在の19歳というのは妥当でしょう。

4月現在ということは、まだ誕生日を迎えていない可能性が非常に高いものと思われますので、このメンバーと合致したということでしょう。

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匿名報道

この報道がされた最初の段階では、大西容疑者の顔画像と名前は、前述した通り容疑者の巡査が拳銃を持って逃走しているとして、市民に危険が及ぶおそれがあるために、名前と写真を公開して行方を捜査していました。

しかし、無事に身柄を確保し逮捕した瞬間に19歳巡査と匿名報道に切り替えているのです。

現に、時事通信社をはじめ、NHKニュースウェブなどの報道機関は、市民の危険性やこの犯罪の残虐性を考えて、実名での報道をしていたのですが、どちらも匿名に切り替えています。

事実、時事通信社を転載しているニコニコニュースによれば、2018/04/12 01:55段階では、時事通信社も大西容疑者の実名を公開していることがわかると思います。

出典:ニコニコニュース

※現時点で配信元の時事通信社からは大西容疑者の名前は削除されています。

 

Twitter上の反応

この実名報道から匿名報道に切り替えるという大手マスコミ各社の対応に、批判が殺到しています。

 

マスコミが匿名報道に切り替えた理由

では、なぜマスコミは途中で匿名報道に切り替えたのでしょうか?

日本新聞協会によれば、以下のような法律に基づき、独自のガイドラインを設定しているため、このガイドラインに準拠するように大手マスコミ各社は報道をしているのです。

少年法第61条は、未成熟な少年を保護し、その将来の更生を可能にするためのものであるから、新聞は少年たちの”親”の立場に立って、法の精神を実せんすべきである。罰則がつけられていないのは、新聞の自主的規制に待とうとの趣旨によるものなので、新聞はいっそう社会的責任を痛感しなければならない。すなわち、20歳未満の非行少年の氏名、写真などは、紙面に掲載すべきではない。ただし

  1. 逃走中で、放火、殺人など凶悪な累犯が明白に予想される場合
  2. 指名手配中の犯人捜査に協力する場合

など、少年保護よりも社会的利益の擁護が強く優先する特殊な場合については、氏名、写真の掲載を認める除外例とするよう当局に要望し、かつこれを新聞界の慣行として確立したい。

出典:日本新聞協会

つまり、殺人犯であり凶悪性も認められるほか、指名手配にもなり兼ねない今回の事件においては、大西容疑者の顔画像と名前を最初に公開したのは納得がいきますが、

身柄が確保された段階で匿名報道に切り替えるのは、納得がいきません。

法律的には19歳というのは未成年でありますが、警察官として勤務しているほか、未成熟な少年という括りにしてしまうのは、いかがなものなのでしょうか?

 

少年法とマスコミの自主規制は見直しが必要

少年法が実名報道を禁止するのとい事例は、あくまで、家庭裁判所の審判に付された少年又は少年のとき犯した罪により公訴を提起された人物についてであって、指名手配者や逮捕者は含まれません。

また、「本人であることを推知することができる」というのは、不特定多数の一般人にとって推知可能なことをさし、事件関係者や近隣住民にとって推知可能なことをさすものでもありません。

そのため、マスコミ各社は原則的に実名報道が禁止されていない場合でも、自主規制を行い匿名で報道していますが、インターネットには実名掲載の規制は対象外でありますので、テレビ以外のネット媒体を使うニュースメディアなどは、積極的に報道してもいいはずです。

原則として、殺人以外の犯罪を犯した未成年の容疑者は、少年法によって、刑事裁判を逃れたり出来るため、社会的制裁を一切受けないということになりかねませんので、犯罪の抑止力としても、未成年であっても殺人などの重い罪の場合は積極的に実名を公開していくべきなのではないでしょうか?

この手の報道に関しては、各所で議論がなされており、抑止力を大事にするのか、少年の更生を重視するのかで大きく意見が分かれてくるのですが、一度実名を公開した後に、匿名に切り替えてしまっているという点が腑に落ちないユーザーさんが多いのも現状です。

いずれにしても、マスコミの自主規制や少年法そのものの見直しが必要となってくるでしょう。

 

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