出典:箱庭
愛媛県松山市にある松山刑務所から、平尾龍磨受刑者が脱走している事件で、受刑者が脱走し、潜伏しているとされる向島で車上荒らしが発生していることが明らかとなりました。
向島で車上荒らしが
中国放送ほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
愛媛県の刑務所施設から受刑者が逃走している事件で、
男が潜伏しているとみられる尾道市の向島で、
9日夜から10日朝にかけて
自動車から現金が盗まれていたことがわかりました。
警察は関連を調べています。指名手配されているのは、
愛媛県今治市の刑務所施設で
窃盗などの罪で服役していた平尾龍磨受刑者です。警察は、平尾受刑者が尾道市の向島に潜伏しているとみて、
捜索を続けています。警察によりますと、
10日朝、島の路上に止めてあった軽自動車から、
現金数千円が盗まれていたことがわかりました。軽自動車を所有する男性によりますと、
午前7時頃に車のドアをあけたところ車内が荒らされ、
座席の下にあった
現金を入れた箱が無くなっていたということです。車の所有者)
「お金が9千円と小銭が数百円あった」また、8日夜から9日未明にかけて、
島の住宅から現金が盗まれる被害もあったことから、
警察は、
島に潜伏を続けている平尾受刑者の犯行の可能性もあるとみて、
捜索を続けています。
出典:中国放送
平尾龍磨受刑者について
名前:平尾龍磨(ひらお たつま)
年齢:27歳
職業:不詳(服役中)
所属:松山刑務所大井造船作業場
身長:173cm
体型:痩せ型
髪型:黒髪、短髪
服装:黒色のジャージ、白色の運動靴
平尾受刑者は、愛媛県今治市の松山刑務所大井造船作業場から逃走したとされる、同刑務所に服役中の男性で、特徴に関しては前述した通りとなっています。
犯した罪は、窃盗などだそうで、不起訴とならずに有罪判決を受けているとうことは、初犯ではない可能性が出てきます。
平尾受刑者は8日午後6時前の夕食時に姿が最後に確認されていて、その後、午後7時ごろまでの間に逃走したとみられているということです。
警察が公開した現在の顔画像がこちらだそうです。
出典:JNN
現在の居場所は?
では、現在平尾受刑者は現在どこに潜伏しているのでしょうか?
報道機関の発表によれば、警察の調べによって平尾容疑者が刑務所での作業用に履いていたとみられる靴が発見されたことから、広島県尾道市の向島に潜伏している可能性が非常に高いとのことです。
その向島の地図がこちです。
なぜ平尾受刑者は向島に潜伏しているのでしょうか?
向島は、愛媛県今治市から広島県尾道市へと続く通称「しまなみ海道」の途中にあるとされており、平尾受刑者はしまなみ海道を使って逃走をしていることから、この向島に潜伏しているというのです。
「しまなみ海道」とは、正式名称を「瀬戸内しまなみ海道」と言い、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ全長およそ60kmの自動車専用道路のことで、西瀬戸自動車道、生口島道路、大島道路の3つの路線から構成されています。
この道路は、尾道市の一般国道2号バイパス及び今治市の一般国道196号バイパスに接続している他、瀬戸内海に浮かぶ芸予諸島の島々を橋で結んでいるために、景色が非常に綺麗でもあります。
また、新尾道大橋以外の各橋には、原付きや自転車・歩行者専用の道路が整備されてるので、多島美を眺めながらサイクリングやウォーキングをすることも可能なのです。
車上荒らしの真相
では、なぜ平尾受刑者はなぜ車上荒らしをしてしまったのでしょうか?
警察の調べによれば、10日朝、向島の路上に止めてあった軽自動車から、現金数千円が盗まれていたことが明らかとなっているのですが、これはおそらく平尾受刑者の所持金が底を尽きたために、車上荒らしでもしなければ生活することが困難となったからでしょう。
なぜ車上荒らしなのかといえば、顔がバレる危険性が少ないからです。
銀行強盗やコンビニ強盗は防犯カメラによって犯人の行動や顔がすぐにバレる恐れもありますし、ATMを襲撃したり破壊したりするのには、それなりの知識と道具が必要であるために、手取り早く現金を手に入れるためには、車上荒らしが一番最適だと考えられます。
ということはつまり、平尾受刑者は今後生きていくだけの十分な資金があるとは思えず、こうした盗みを繰り返しながら生活するのは非常に困難であるほか、厳戒態勢が敷かれている向島から脱出するのはもちろん、スーパーやコンビニなどで飲食物を買うことすら難しくなってくるでしょう。
そのため、逮捕されるのは時間の問題であると思われますので、今後の情報に期待するばかりです。
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