
出典:スポニチアネックス
俳優の布施博さんが、脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)であることが判明し、話題となっています。
今回は、この脊柱管狭窄症がどのよな病気であるのかなどについて、迫ってみたいと思います。
布施博さんが脊柱管狭窄症に
スポニチアネックスほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
俳優の布施博(59)が、2日放送のTBS医療バラエティー番組「名医のTHE太鼓判!」(月曜後7・00)に出演。番組の検査の結果、脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)であることが判明する。
2、3年前から歩きづらさを感じていた布施。最近は生活に支障をきたすほどで、階段を下りることに恐怖を覚えているという。布施の生活に番組が密着すると、大好きな酒の席でも、酔っぱらうと足に力がまったく入らなくなり、後輩に抱えられて店を出る始末だった。
精密検査の結果、骨の間にある椎間板とじん帯が加齢など様々な原因で飛び出し、神経の道である脊柱管を圧迫してしまう脊柱管狭窄症であることが判明。神経が圧迫されるため、脳からの指令がうまく下半身に伝わらない状態が続いていた。そのため、筋力も低下してしまっていた。
2日放送には、他に犬山紙子(36)、中山忍(45)、ラサール石井(62)が出演。「下半身の関節をケアして一生元気に動こうSP」と題して、芸能人の下半身の健康状態を探る。
出典:スポニチアネックス
布施博について
こちらが、布施博さんのプロフィールです。
出典:ちゃーこさんnet
名前:布施博(ふせ・ひろし)
生年月日:1958年7月10日(59歳)
出身:東京都足立区
身長:182cm
血液型:B型
職業:俳優
配偶者:古村比呂(1992年‐2009年)、井上和子(2012年‐現在)
所属事務所:有限会社 馬力屋
布施博さんは、高校を中退しているのですが、中退後の1981年に、ミスタースリムカンパニーという日本のミュージカル劇団に入団をしています。
そして、3年後の1984年に倉本聰さんが脚本を手がけた『昨日、悲別で』での素朴かつ飾らない演技が注目され、以降倉本聰さんの作品には常連となっていったことも有名です。
さらに、トレンディドラマの代表格である、『君が嘘をついた』でドラマ界に旋風を巻き起こし、布施さんは一気にブレイクし、人気俳優の仲間入りを果たします。
それから月日は流れ、1994年には自らの劇団「東京ロックンパラダイス」をプロデュースすると、後任の指導にも積極的に力を入れ、人材育成という面でも能力をはっきしています。
現在も年間1〜2本は「東京ロックンパラダイス」として活動をしているのだそうです。
また、バラエティ番組にも出演をしており、その飾らないキャラクターが人気を博し、1997年から2007年までは伊東家の食卓(日本テレビ系列)」にレギュラー出演をしていたこともあります。
そして、2014年には姉妹劇団となる「東京DASH!」を旗揚げするなど、劇団の拡大も行なっているほか、両劇団コラボ作品なども上演するなど、幅広い活躍を見せています。
結婚はしている?
では、布施博さんは結婚をしているのでしょうか?
布施博さんは、2度の結婚と1度の離婚歴をお持ちなのですが、最初の結婚は1992年ドラマで共演した女優の古村比呂さんとのものです。
古村比呂さんは、北海道江別市出身の女優さんであり、1987年にNHKの連続テレビドラマ小説「チョッちゃん」でヒロイン役を演じ、人気女優となった人物です。
しかしながら、布施博さんと古村比呂さんは1992年に結婚をしたのですが2006年に別居し、2009年に離婚をしており、これが布施博さんの酒癖の悪さやDVが原因であるとのことなのです。
古村比呂さんとの間には、3人のお子さんがいらっしゃるのですが、DVや酒癖の悪さから、2006年には別居状態に陥り、古村比呂さんは布施博さんに離婚の話し合いを持ち掛けていたそうですが、なかなか応じてもらえず、3人の子どもの養育費の支払いも滞っていたということです。
布施博さん側からすれば、古村比呂さんの父親が重度の糖尿病になったことがきっかけで、れに付き添う母親も高齢であるために、心配した古村さんが両親を自宅に連れてきて看病をすることになったのですが、仕事から疲れて帰宅すると、義理の両親が自宅にいることが非常にストレスとなってしまったようです。
そんな中で、布施博さんは2012年4月に再婚を果たしており、お相手は、主宰する劇団を創立当初から支えていたとされる14歳年下の女優・井上和子さんという人物です。
ちなみに、週刊誌の女性セブンによれば、1995年に布施博さんの不倫が発覚したということですが、この不倫相手とされているのが、井上和子さんであるというのです。
脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)とは?
では、布施博さんが患っている脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)とは一体どのようなものなのでしょうか?
脊柱管狭窄症とは、骨や靭帯の肥厚、椎間板の突出などで、脊柱管が狭くなり、脊髄が圧迫され、腰の痛みや脚のしびれなどの症状を起こすものです。
背骨には、脳から続く神経である脊髄が通るトンネルのようなものがあり、これを脊柱管と呼ぶのですが、脊柱管狭窄症は背骨に存在する神経の通り道「脊柱管」が狭くなってしまう病気であり、加齢による骨や靭帯などの変性によって起こるほか、すべり症や椎間板ヘルニアなどの病気に続いて発症することもあるのだそうです。
老化やホルモンのバランスの崩れが原因でこの症状が発症するとされており、脊柱管狭窄症は、神経が圧迫される部位によって、①神経根型、②馬尾型、③混合型の3タイプに分かれるのだそうです。
全てに共通して言えるのが、坐骨神経痛や足腰の強い痺れなどを引き起こすことで、場合によっては歩行が不可能になってしまうこともあるのだとか。
脳からの伝達部質を伝えいる神経が損傷されていますので、損傷箇所から先が全く動かないという非常に危険な病気でもあります。
改善策としては、脊柱管が狭窄している部分だけを前かがみになった時と同じような状態に矯正するという手術があるそうなのですが、画期的な最新の手術であるにも関わらず、実際に行っている施設はさほど多くは無いのが現状のようです。
母親の看病もしなければならない?
自らが脊柱管狭窄症と診断されており、病を患っているのですが、布施博さんは最近、テレビ番組に出演した際に認知症を患う母親の介護をしていると告白をしています。
2015年11月、長らくの間狭心症を患っていた布施さんの母親が、「アルツハイマー型認知症」と診断されたことがきっかけとなってしまったのです。
これには、鍋を焦がしたり、薬を余分に飲んだりするようになった症状が頻繁に見られてしまったためであると言います。
そして、現在の奥さんである・井上和子さんの母親も脳出血による半身不随であり、要介護なのですが、井上さんは布施さんの母親と自身の母親と、両方を介護をするという非常に大変な状態であるそうです。
これに加えて、夫である布施さんの看病もしなければならなくなってしまうとなると、そのストレスや疲労度は大きなものとなるでしょう。
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