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大阪府枚方市津田駅前の集合住宅のし尿タンクから、赤ちゃんの遺体が発見されるという事件が発生し、世間に波紋が広がっています。
し尿タンクから赤ちゃんの遺体
毎日新聞ほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
30日午前10時20分ごろ、大阪府枚方市津田駅前の集合住宅のし尿処理タンクから「赤ん坊のような遺体がみつかった」と清掃作業中の男性から110番があった。大阪府警交野署によると、遺体は生後間もないとみられる。交野署が死体遺棄容疑で住人らから事情を聴いたところ、住人の成人女性が「自分が産み落とした」と話しており、さらに詳しく調べる。
交野署によると、住宅は木造2階建て。タンクは住宅の裏側にあり、清掃作業員がくみ取り作業中に、タンク内で遺体が浮かんでいるのを発見した。枚方寝屋川消防組合によると、遺体にはへその緒がついており、女児とみられるという。
現場はJR片町線津田駅の西約400メートルの住宅地。
出典:毎日新聞
犯人について
犯人はどのような人物なのでしょうか?
警察の調べによれば、犯人とされるのはこの集合住宅の住人の女性であり、この女性が自ら「自分が産み落とした」と話していることが明らかとなっています。
さらに、赤ちゃんの生後は間もないとされていることからも、自宅で出産した後に、そのままし尿タンクへ遺棄したということが考えられます。
なんらかの事情があったにせよ、自ら産んだ赤ちゃんをし尿タンクへ遺棄するなどあってはならないことであり、この女性が問われる罪は、死体遺棄罪と殺人罪の両方が課せられるのではないかと推測されます。
しかしながら、名前や顔画像などの情報は公開されておらず、また特定するにも至りませんでしたので、こちらに関しては詳しい情報が入り次第、随時お伝えしていきます。
現場は?
では、一体現場はどの辺だったのでしょうか?
現場となったのは、集合住宅デアr、大阪府枚方市R片町線の津田駅前周辺であるということです。
さらに、この近くの集合住宅で検索をしたところ、以下のような場所がヒットしていますので、ここのいずれかに該当する恐れがあります。
枚方市はひらかたパーク通称「ひらパー」と呼ばれる大きな公園もある、比較的のどかな町として知られていますが、こうした事件が起こってしまったために、近隣住民の方の不安は拭えなくなるでしょう。
ですが、詳しい情報は入ってきておりませんので、こちらに関しても詳しい情報が入り次第、随時お伝えしていこうと思います。
犯行動機は?
死体を遺棄するというのは、よっぽどの動機がなければ出来ないはずですが、死体遺棄の動機は何だったのでしょうか?
おそらく、発見された乳幼児の遺体の特徴から生後間もないということで、産んですぐに死体を遺棄したのでしょうが、育てる気持ちがなかったのではないかと推測されます。
望まない妊娠などで赤ちゃんを授かってしまい、産んでから育てる経済力や自身、包容力などが自分自身にはないと判断したために、苦渋の選択として赤ちゃんを遺棄してしまったのでしょう。
何も罪のない赤ちゃんを遺棄することは最低の行為ですし、赤ちゃんは生まれてくる環境を選ぶことが出来ませんので、非常にもどかしく、歯がゆい事件であるといえます。
旦那さんがいたのか、あるいはシングルマザーであったのかは定かではありませんが、旦那さんがいるのであれば、これは夫婦の責任でもありますし、仮にいないシングルマザーであったとしても、産んだ母親の両親などのしっかりとしたサポート受けられる環境であるのならば、絶対にこのような事件は発生しなかったと考えられるでしょう。
し尿タンクとは?
し尿タンクとは、浄化槽ではなく、地下式に限られたものではなくて、排泄物を溜めるための容器、槽、ますのことを指し、ポリエチレンや、強化プラスティック、各種樹脂製で出来ているものがほとんどです。
現在では、し尿タンクが設置されているのは下水道と汚水道の敷設されていない地域もしくは、山間部や人口過疎地帯などに限られるため、新たに下水道を埋設せずにし尿タンクの設置で済ませる場合が多くあるようです。
また、海や河川、湖水近くでは汚物の地下への流出などが、生態系や環境破壊につながるなどの深刻な影響をもたらすとされているために、可能な限り別々にするような仕組みとして、このし尿タンクが用いられる場合もあります。
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