出典:Twitter
仮面ライダー剣(ブレイド)に主演した俳優の椿隆之が26日、フジテレビ系「ノンストップ!」で、16年に都内路上でゴルフクラブで殴打され顔面骨折などの重症を負った件について、現在は加害者側が話し合いに応じず、民事裁判が進んでいない現状を明らかにし、話題となっています。
椿隆之民事裁判進まず
日刊スポーツほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
顔面をゴルフクラブで殴られ重傷を負った俳優の椿隆之(35)が、加害者側が民事裁判に応じようとしない苦しい現状を明かした。
椿は16年11月に都内で口論となった男から暴行を受け、左頬骨粉砕骨折や上顎骨粉砕骨折、鼻骨骨折、打撲による左眼球結膜出血など全治半年と診断される重傷を負った。26日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」にVTR出演し、顔面に負った傷はメークなどで隠せるものの、「写真とかの仕事になってしまうと修正を入れないと目立つ感じ」と現在も仕事に支障をきたしていることを明かした。
刑事裁判では被告人が正当防衛を主張し、決着までに約半年がかかったが、結局は懲役3年、執行猶予5年の判決が下った。椿はさらに治療費や慰謝料などを求めて民事裁判を起こそうとしているが、加害者側は「お金がない」などを理由に応じようとしないという。弁護士からは「相手の態度が開き直っている感じ」だと聞かされ、椿は「一番最初の裁判の時の態度が、大股広げてあっけらかんとしていたような態度だったんですよ。それが脳裏に浮かんできちゃって…」と、誠意のない加害者への怒りをにじませた。
椿は、相手が応じなくても民事裁判を起こすことはでき、「判決も勝訴になるのは確実」だというが、「相手側が出廷してこなかったり、そういうことをやられてしまうと、どんどん弁護士費用がかさんだり、裁判費用がかさんだりするので。泣き寝入りっていう言葉は身近に感じてはいたんですけど…」と苦しい状況にあることを訴えた。
出典:日刊スポーツ
椿隆之について
こちらが、椿隆之さんのプロフィールです。
名前:椿隆之(つばき たかゆき)
生年月日:1982年6月28日
年齢:35歳(2018年3月現在)
出身:千葉県
身長:185cm
血液型:O型
職業:俳優
ジャンル:テレビドラマ、映画、舞台
事務所:itoko production
椿さんは、2001年に柴咲コウさんと窪塚洋介さんが主演を務めた映画「GO」にて映画デビューを果たしたすと、CMなどの出演を経て、2004年の特撮テレビドラマ『仮面ライダー剣』で主人公・剣崎一真を演じ、知名度を一気に上げ、不動の地位を築き上げます。
その後、数々の映画やドラマ舞台などに出演をしており、特に仮面ライダーの印象が強く、仮面ライダー関連の作品には数多く出演していることでも知られています。
椿隆之が巻き込まれた事件の概要は?
スポニチアネックスほか、メディア各局によれば、椿隆之さんが巻き込まれた事件の概要を知ることができます。
中野署は8日、傷害容疑で中野区中央、無職の男(22)を現行犯逮捕。同署によると、8日午後9時10分ころ、男の自宅前の路上を歩いていた椿が、バイクを運転していた男の兄(29)に接触しそうになり、口論になった。兄から連絡を受けた男が駆け付け、椿の顔を殴った。
出典:スポニチアネックス
ここで、現行犯逮捕されているのが、岡崎豪容疑者という人物であり、その詳細がこちらです。
・2016年11月8日21時過ぎ
・東京都中野区の路上にて
・歩いていた椿隆之さんと岡崎豪容疑者の兄が乗るオートバイがぶつかりそうになり口論
・この岡崎豪容疑者の兄が電話で岡崎豪容疑者を呼び出す
・椿隆之さんと岡崎豪容疑者と兄が口論
・岡崎豪容疑者が持っていたゴルフクラブで強打
・椿隆之さんを殴り大怪我
加害者とは?
では、逮捕された加害者とは一体どのような人物だったのでしょうか?
その人物は岡崎豪という人物であり、こちらがそのプロフィールです。
名前:岡崎豪(おかざき ごう)
年齢:22歳(※犯行当時)
職業:無職
在住:東京都中野区中央
岡崎被告は、T字路でぶつかりそうになった椿さんとトラブルになり、ゴルフクラブで顔面を殴打し、左ほおと上あごを粉砕骨折、鼻を骨折させたとして現行犯逮捕された人物です。
椿さんは、岡崎被告のお兄さんと口論となったそうなのですが、なぜか、この際に持っていたゴルフクラブで殴打しているのです。
これは傷害罪で逮捕・起訴されているのですが、このような場合は殺人未遂とも捉えられますし、椿さんは引きこもりになるなどの精神的なダメージを負っていますので、もっと重い刑に処されることを願う人が多いのも現状です。
ちなみに、岡崎被告に関しては顔画像などの情報は入ってきておらず、また、特定するにも至りませんでしたので、こちらに関しては詳しい情報が入り次第、随時お伝えしていきます。
追記:岡崎被告の顔画像が判明しました↓
出典:Twitter
裁判の結果は?
裁判には、民事裁判と刑事裁判という二つの裁判が存在しますが、社会的制裁を加える刑事裁判では懲役3年、執行猶予5年の判決が下ったのだそうです。
しかしながら、当事者間で行われる民事裁判では、原稿側である椿さんの慰謝料請求などに「お金が無いから」と受け入れず、拒み続けているのです。
懲役というのは、その年数に応じて刑務所で”労働”をして罪を償うことをいい、基本的に受刑者は刑務所内で過ごすことになります。
ちなみに死刑は死をもってその罪を償いますので、刑務所ではなく拘置所に送致され、死刑囚は労働などをすることはありません。
しかし、この”懲役”という言葉の後ろに執行猶予という文言がついた場合には、刑が確定した瞬間から罪を償うために刑務所に入ることはないのです。
執行猶予は有罪と代わりがないのですが、執行猶予の年数に応じて刑の執行を猶予する期間が設けられているのです。
つまり、社会的には有罪判決が下ったた上に、制裁が加えられているのですが、当事者間で行われる民事裁判では、慰謝料や治療費などのほとんど払わずに、開き直っているというのです。
これだけの被害を与えたにも関わらず、こうした民事裁判を拒むというのは言語道断であります。
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