出典:(ペイレスイメージズ/アフロ)
小学館は6日、モンゴルの英雄チンギス・ハーンの肖像に落書きする描写で騒動となった『コロコロコミック』3月号(2月15日発売)の販売を中止すると公式サイトで発表し、話題となっています。
チンギス・ハン問題、作者が謝罪
朝日新聞ほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
モンゴルの英雄チンギス・ハーンの肖像に男性器の落書きをした漫画を掲載した問題で、小学館は6日、掲載した「月刊コロコロコミック」3月号の販売を中止し、書店に返品を求めると発表した。次号でおわびも掲載する。
問題となったのは漫画「やりすぎ!!! イタズラくん」で、作者の吉野あすみ氏も同日、同誌の公式サイトで「大変不適切な描写をしてしまい誠に申し訳ございませんでした」と謝罪した。
ログイン前の続き同社によると、販売中止の理由はチンギス・ハーンを敬愛する方々に不快の念を抱かせたことや、書店での混乱を避けるためだという。広報担当者は「販売中止の判断はケース・バイ・ケースだが、今回は重いケース」と話す。
作品の表現については、漫画の担当編集者からデスクを経て副編集長が目を通し、編集長が最終判断するという。「今回はそのいずれもがモンゴル国の歴史や文化に対する知見が足りず配慮が不足していた」(同社広報)と説明する。
(ー中略ー)
出典:朝日新聞DIGITAL
吉野あすみについて
こちらが、問題となったのは漫画「やりすぎ!!! イタズラくん」の作者とされている吉野あすみさんのプロフィールです。
名前:吉野あすみ
本名:吉野明日美
生年月日:6月3日
年齢:非公開
職業:漫画家
在住:不明
吉野さんは、問題となっているコロコロコミックに掲載中の漫画『やりすぎ!!!イタズラくん』で、主人公のチンギス・ハーンの肖像を見て名前を解答する場面において肖像に男性器のような“落書き”が描きこまれるなどをしたとして炎上している日本の漫画家であります。
過去には、『悪魔製菓』という作品で表現児童部門佳作を受賞した経験を持っているようですが、そのほかの詳細なプロフィールなどは明らかにされておりません。
Twitterはやっているようですが今回の騒動がきっかけとなり鍵アカウントにし、非公開にしているために、その素性を掴むことは非常に困難であるとされています。
また、そもそも漫画家という職業自体が非常にミステリアスなものですので、公の場に顔画像などが公開されることはまずないでしょう。
こちらに関しては、詳しい情報が入り次第、随時お伝えしていきます。
問題の画像は?
では、ここで問題となっている大変不適切な描写とは一体どのような画像なのでしょうか?
こちらが、モンゴル国の絶対的な英雄であり、建国の父であるチンギスハン氏を冒涜したとされる画像です。
非常に不愉快な内容ですし、コンプライアンスに違反しているとされてもおかしくありません。
何より、モンゴルの方々に失礼ですし、日本の民度が疑われますので、このような品のない作品を公開するようなことはあってはならないものと思われます。
チンギスハンについて
チンギスハンは、1162年5月31日 – 1227年8月25日までに活躍した歴史上の人物であり、モンゴル帝国の初代皇帝として知られる人物です。
大小様々な集団に分かれてお互いに抗争していたモンゴルの遊牧民諸部族を一代で統一し、中国北部・中央アジア・イラン・東ヨーロッパなどを次々に征服。
最終的には当時の世界人口の半数以上を統治するに到る人類史上最大規模の世界帝国であるモンゴル帝国の基盤を築き上げとして、現在のモンゴル国民なら誰しもが英雄と称するに値する人物なのです。
また、日本のジンギスカンの名前の由来になっているとされているほか、源義経がモンゴルに渡ってチンギスハンになったという説もあることからも、日本とは切っても切れない縁にあることが言えるでしょう。
そんなモンゴル国建国の英雄をこのようにバカにすること自体、おかしなことですし、日本で言うところの聖徳太子や天照大神はじめ天皇一族の肖像画に落書きをしたということになりますので、国際問題に発展するのは目に見えてわかるはずです。
また、第68代横綱でモンゴル出身の朝青龍氏は自身のTiwtterで以下のように怒りを顕にしています。
日本の恥
このような作品を描くことがいけないことだと言認識はなかったのでしょうか?
謝罪文の中で作者の吉野あすみさんは「モンゴル国の歴史と文化について不見識だったことを深く反省し、今後は様々な国の歴史と文化を深く理解し尊重する表現を心がけていきたいと思います」とコメントを残しています。
つまり、自分が見識がないことを認めるという結果に至ったのですが、モンゴルに見識がなくてもこのように国際問題に発展することは容易に予想がついたはずです。
日本という国が犯した罪ですので、非常に情けなく、日本の恥であるとして我々は認識していくしかないのではないでしょうか?
1番の被害者は、やはりモンゴルそして偉大なるチンギスハンを敬愛している人々であると思われますので、この程度の謝罪では、騒動は収まることはないものと考えられます。
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