出典:メ〜テレ
三重県桑名市で81歳の女性をひき逃げし死亡させた疑いで22歳の落合真椰(おちあい まや)容疑者が逮捕されました。
桑名・ひき逃げ、容疑の22歳女を逮捕
名古屋テレビ(メーテレ)他、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
三重県桑名市で81歳の女性をひき逃げし死亡させた疑いで22歳の女が逮捕されました。
過失運転致死などの疑いで逮捕されたのは、美容院の従業員落合真椰容疑者(22)です。警察によりますと落合容疑者は、6日桑名市長島町の県道を歩いていた東中尾正子さん(81)をはね死亡させた上、逃走した疑いがもたれています。調べに対し「怖くなって逃げた」と容疑を認めています。落合容疑者は両親に「何かにぶつかったかもしれない」とメールしていて、ガラスが割れた車を見た両親から警察に連絡があったということです。
出典:メ〜テレ
落合真椰容疑者について
こちらが、逮捕された落合真椰容疑者のプロフィールです。
名前:落合真椰(おちあい まや)
年齢:22歳
職業:美容院従業員
在住:三重県桑名市
所属:perhaps
落合容疑者は、6日午前6時前、桑名市長島町の県道を走行中、歩いていた東中尾正子さんをはね、その後、死亡させた疑いで逮捕された22歳の美容院に勤務する女性です。
落合容疑者の勤務する美容院はネット上によれば「perhaps」とのことですが、お店の公式HPにアクセスするとHTTPのレスポンスコードが404となっており、ページが存在しないことを意味しますので、逮捕の報道を受け、お店側が削除したということになります。
つまり、削除したということは、このお店に勤務していた人物こそ落合容疑者そのものということになるでしょう。
ちなみに顔画像はこちらから確認できます。
さらに、Facebookなども判明しており、Facebook上で「落合真椰」と検索すれば、三重県桑名市在住のアカウントがヒットしますので、もしも気になった方がいらっしゃいましたら、検索をしてみるといいかもしれません。
犯行動機や事故原因は?
では、一体事故原因は何だったのでしょうか?
事故現場となったのは、桑名市長島町の県道を歩いていたとのことで、そこではねられています。
出典:メ〜テレ
しかしながら、この現場画像を見るかぎり、この県道に歩道などはなく、路側帯が白線の実線が引かれているのみです。
つまり、歩道の無い道路を歩いてた女性をはねてしまったという事になりますが、亡くなった東中尾さんが何かの障害物を避けようと車道に急に飛び出してしまったところ、たまたま通りかかった落合容疑者の車にはねられたということも十分に考えられるでしょう。
逃走した動機についてですが、報道機関の発表によれば「怖くなって逃げた」としているため、轢いてしまったショックで責任を取ることが出来ずに、その場から逃走したのでしょう。
ひき逃げは絶対にNG
ひき逃げで死亡事故となった場合、容疑者の検挙率は95%。重傷事故で60%となっています。
さらに、ひき逃げは単なる人身事故では済まされず、自動車運転致死傷行為処罰法により、過失運転致死傷罪や危険運転致死傷罪という罪状での起訴などがされます。
容疑者の過失度合いにもよりますが、ひき逃げの刑事罰と内容は以下のように定められています。
罪状・違反名 | 刑罰内容 |
---|---|
救護義務違反 危険防止措置義務違反 | 10年以下の懲役または 100万円以下の罰金 |
事故報告義務等違反 | 3ヶ月以下の懲役または 5万円以下の罰金 |
現場に留まる義務違反 | 5万円以下の罰金 |
自動車運転致死傷罪 過失運転致死傷罪 | 7年以下の懲役もしくは禁錮または 100万円以下の罰金 |
危険運転致死傷罪 | 死亡:20年以下の懲役 負傷:15年以下の懲役 |
殺人罪 | 死刑 無期懲役 懲役5年以上 |
ひき逃げでも死傷者の数が多く運転手の過失が甚大であると「殺人罪」として扱われる他、免許の行政処分に関しては、もちろん一発で免停になりますし、被害者が死亡している場合はおよそ7年もの間免許を取得することが出来ません。
もっとも、人身事故(被害者死亡)の場合には、加害者側は遺族への償いなどをするので精一杯であり、免許を再取得するという気持ちにならないのだそうです。
また、ハンドルを握ると事故当時の状況がフラッシュバックし、トラウマになることで、運転することがそれ以降不可能になることもあるのだとか。
人身事故を起こしてしまった場合、救急車を呼び、警察に連絡をするなど迅速な対応をする事によって、助かる命があるかもしれませんし、何より裁判で誠意が見られるとして
刑期が軽くなるなどの処置もされる可能性があります。
加害者ファーストの考え方はよくありませんが、被害者のことを考えるのであれば、落合容疑者も一刻も早い救急車の要請などをするべきだったのではないでしょうか?
いずれにしても、安全運転が一番大事であるということを思い知らされますし、ひき逃げというのは絶対にしてはいけないということも改めて認識させられる事件です。
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