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知人の男性から現金100万円を脅し取ろうとしたとして、田中崇(たなか たかし)容疑者と暴力団関係者の男ら3人が逮捕されました。
恐喝未遂で男らを逮捕
テレ朝ニュースほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
知人の男性から現金100万円を脅し取ろうとしたとして、暴力団関係者の男ら4人が逮捕されました。
田中崇容疑者(25)ら男4人は去年4月、知人の男性(26)に対して「お前のために金使ったんだから、金を払え。捕まえたらぶっ飛ばすからな」などと電話を掛け、現金100万円を脅し取ろうとした疑いなどが持たれています。警視庁によりますと、去年3月ごろ、田中容疑者らと男性は仕事を巡ってトラブルになっていました。その後、男性と連絡が取れなくなりましたが、去年7月に田中容疑者らがインターネット上の交流サイトのフェイスブックを使って居場所を突き止め、男性のアパートに乗り込んだということです。田中容疑者ら2人は容疑を認め、もう2人は否認しています。
出典:テレ朝ニュース
田中崇容疑者について
こちらが、逮捕された田中崇容疑者のプロフィールです。
名前:田中崇(たなか たかし)
年齢:25歳
職業:暴力団関係者
在住:不明
田中容疑者は、知人の男性(26)に対して「お前のために金使ったんだから、金を払え。捕まえたらぶっ飛ばすからな」などと電話を掛け、現金100万円を脅し取ろうとした疑いなどで逮捕された、暴力団関係者の人物です。
知人の男性に対しては、Facebookで居場所を突き止め、アパートに乗り込んでいったとのことです。
ちなみに、こちらが田中容疑者の顔画像です。
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そしてこちらが田中容疑者の他に逮捕された林容疑者と遠藤容疑者の顔画像です。
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犯行動機について
では、一体犯行動機は何だったのでしょうか?
報道機関の発表によれば、田中容疑者らと男性は仕事を巡ってトラブルとなっていたとのことで、おそらくそのトラブルが原因で、恐喝未遂などを犯してしまったのではないかと推測されます。
また、田中容疑者らはFacebookでアパートまでを突き止めておりますが、可能なのことなのでしょうか?
Facebookなどでタイムラインに投稿する際には、位置情報をタグ付けする是非を問われることがあり、任意で位置情報を付随してつけることが出来ます。
もしも仮に、この知人男性がその機能を知らずに、自宅にいる際に位置情報すなわちGPS機能をONにしてしまっていたのであれば、それを駆使して居場所を突き止めたということになるでしょう。
Facebookでは「〇〇さんは▲▲にいます」といった文言でタイムラインに載りますので、それを参考にした可能性があります。
もしくは、普通に自宅のアパートの写真などをタイムラインに載せていたことも考えられ、それらか割り出されて特定に至ったということも考えられます。
恐喝未遂罪とは?
そもそも恐喝罪とは、簡単にいうと人を脅して財産を脅し取ることによって成立する犯罪です。
刑法249条1項は、「人を恐喝して財物を交付させた者は、10年以下の懲役に処する。」と定めており、また同条2項は、「前項の方法により、財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させた者も、同項と同様とする。」と定めています。
ですが、これは恐喝罪であって恐喝未遂罪ではありません。
恐喝未遂というのは、恐喝に着手したものの財産を脅し取ることはできなかったという場合に適用される法律のことで、今回田中容疑者らは現金100万円をだまし取ろうとしていましたが、それが出来ずに、未遂に終わってしまっていることから、このような罪が適応されたのでしょう。
いずれにしても、非常にたちの悪い犯罪なだけに、一層の波紋が広がりそうな一件です。
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