出典:JNN
去年12月、神奈川県大井町で酒気帯び運転のワゴン車が信号無視をして死亡事故を起こし、運転していた大木司被告が逮捕・起訴された事件で、警察は、男が酒を飲んでいたことを知っていたなどとして、乗っていた仲間の男女4人の常盤海斗(ときわ かいと)容疑者、湯山宏人(ゆやま ひろと)容疑者、井上夕夏(いのうえ ゆうか)容疑者、田中麗(たなか れい)容疑者を逮捕しました。
飲酒死亡事故に同乗疑い 元消防士ら男女4人逮捕
産経ニュース他、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
神奈川県大井町で昨年12月、酒気帯び運転でパトカーに追跡されている最中に死亡事故を起こした乗用車に同乗していたとして、県警は29日までに、道交法違反(酒気帯び運転同乗)の疑いで、同県湯河原町鍛冶屋、元消防士、常盤海斗容疑者(21)ら男女4人を逮捕した。
県警によると、容疑を一部否認している。車には他にも男女2人が乗っており、県警は同法違反容疑で書類送検する方針。
逮捕容疑は昨年12月15日深夜、酒気帯び状態で大木司被告(20)=自動車運転処罰法違反(危険運転致死)などの罪で起訴=が運転する車に同乗した疑い。
大木被告の起訴状によると、車は飲酒の発覚を恐れてパトカーの追跡を逃れるため、時速約100キロで大井町の国道255号の交差点に進入して女性(63)の車に追突、女性を翌日死亡させたとしている。
出典:産経ニュース
4人の容疑者について
こちらが、逮捕された4人の容疑者のプロフィールです。
常盤海斗
出典:JNN
名前:常盤海斗(ときわ かいと)容疑者
年齢:21歳
職業;元消防士
在住:神奈川県湯河原町鍛冶屋
湯山宏人
名前:湯山宏人(ゆやま ひろと)
年齢:21歳
職業:不明
在住:神奈川県湯河原町?
井上夕夏
名前:井上夕夏(いのうえ ゆうか)
年齢:21歳
職業:不明
在住:神奈川県湯河原町?
田中麗
名前:田中麗
年齢:21歳
職業:不明
在住:神奈川県湯河原町
4人の容疑者は、神奈川県大井町の国道の交差点で、酒気帯び運転のうえ、赤信号を無視して交差点に侵入したワゴン車が乗用車に衝突し、乗用車を運転していた武松泉さん(63)が死亡した事件で、すでに逮捕・起訴されているワゴン車を運転していた会社員の大木司被告の車に同乗していたとして逮捕された人物です。
当時、大木被告の車には知人6人が同乗していて、警察は、現場から逃げた井上夕夏容疑者や元消防士の常盤海斗容疑者ら男女4人が、飲酒運転と知りながら同乗していたとして道路交通法違反の疑いで逮捕されているのです。
ちなみに、湯山容疑者、井上容疑者、田中容疑者の顔画像がこちらです。
出典:JNN
常盤海斗容疑者は元高校球児だった?
逮捕された常盤容疑者ですが、元消防士をしており、神奈川県茅ヶ崎市の治安を守っていたとのことです。
この事件がきっかけとなり、停職6ヶ月という非常に重たい処分を下されていますが、その後依願退職をしたので、元消防士という表現になっています。
茅ヶ崎守ってくれてる人に急に呼び出されました常盤海斗くんです pic.twitter.com/UPCjqDQe2Q
— 杉原大輝 (@Dyki_0825) 2016年7月9日
さらには、神奈川県立西湘高等学校の野球部で、副主将も務めていたようで、元高校球児であることも伺えますが、高校球児でさらには、消防士という爽やかなスポーツマン街道をまっしぐらだったにも関わらず、このような悲惨な事故を引き起こしたメンバーの1人として名が挙がってしまったのです。
この事件について
この事件は、大木司被告が運転する車が飲酒検問に引っかかり、そこからパトカーの追跡を逃れるために、時速100km/hで交差点内に侵入してしまったということのようです。
そこで、死亡事故を起こすことになってしまったのですが、そもそもパトカーが追跡をしていなければ、今回のような事故は起こらなかった可能性もあります。
ですが、飲酒運転ですので、パトカーの追跡なしでも事故は起こしていた可能性も十分に考えられますので、なんとも言えないのですが、少なくとも今回のような直接的な原因にはなり得ないのではないかと推測されます。
飲酒運転は絶対にやってはいけませんし、それを許してしまった同乗者もまた、同等の罪に問われるべきだと考えられますが、過度な追跡によって別の被害者を生み出してしまうという方がよっぽと悲惨です。
いずれにしても亡くなった武松泉さんには、心より御冥福をお祈り申し上げます。
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