出典:テレビ埼玉
去年2月、幸手市の市道で、無免許でトラックを運転し、自転車に乗っていた女子中学生をはねて大けがをさせ、逃走したとして、43歳の福岡修(ふくおか おさむ)容疑者が逮捕されました。
無免許でトラック運転 中学生ひき逃げ疑い
産経ニュース他、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
埼玉県警交通捜査課と幸手署は11日、自動車運転処罰法違反(無免許過失致傷)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、幸手市南の土木作業員、福岡修容疑者(43)を逮捕した。「電柱にぶつかった」などと容疑を否認している。
逮捕容疑は昨年2月17日午前7時20分ごろ、同市長間の市道で、トラックを無免許で運転、自転車に乗っていた女子中学生(13)にぶつかり、そのまま逃走したとしている。女子中学生は、左腕の神経損傷の重傷で、現在もまひが残っているという。
同課によると、現場周辺の防犯カメラ映像などから特定した。福岡容疑者は普通自動車免許証を持っていたが、当時、運転していたトラックに乗るためには中型自動車免許証が必要だった。
出典:産経ニュース
福岡修容疑者について
こちらが、逮捕された福岡修容疑者のプロフィールです。
名前:福岡修(ふくおか おさむ)
年齢:43歳
職業:土木作業員
在住:埼玉県幸手(さって)市
福岡容疑者は、埼玉県幸手市長間の市道でトラックを無免許で運転し、自転車に乗っていた女子中学生(13)にぶつかり、そのまま逃走したとして逮捕された、43歳の土木作業員の男性です。
女子中学生は腕に大けがをし現在もまひが残っているのとのことで、、通院しているそうですが、回復の見込みは未だたっていません。
ちなみに、福岡容疑者の顔画像などの情報は公開されておらず、また、特定するにも至りませんでしたので、こちらに関しては詳しい情報が入り次第、随時お伝えしていきます。
犯行動機は?
では、一体犯行動機は何だったのでしょうか?
報道機関の発表によれば、福岡容疑者は警察の調べに対して、「電柱にぶつかった」などと容疑を否認しているとのことで、人を轢いたという認識が無いことを示唆しているのです。
否認はしているとのことですが、おそらくひき逃げをしたことを知っており、怖くなって逃げたというのが真相であるような気がします。
もし仮に、電柱にぶつかったとするならば、物損事故ではありますが、刑罰は人身事故のそれよりは明らかに軽くなりますし、ましてや車を気にすることがある人間であるならば、絶対に車外におりてその事故状況を確認するはずです。
しかしながら、その場から逃走を図っておりますので、ひき逃げという認識は福岡容疑者の中にあったものと思われます。
無免許での運転
福岡容疑者は普通自動車免許証を持っていたそうですが、事故当時、運転していたトラックに乗るためには中型自動車免許証が必要だったために、無免許での運転とされているのです。
中型自動車を運転する場合は、普通自動車の免許取得後に、中型自動車を運転するための免許を再度取得する必要がありますが、中型自動車とは一体どのようなものなのでしょうか?
一般的に、普通自動車免許でもトラックなどは運転できるのですが、その積載量や車両の総重量の差によって、大型・中型などという分類がされており、車両総重量7,500 kg以上11,000 kg未満、最大積載量4,500 kg以上6,500 kg未満または乗車定員11人以上29人以下のものを中型自動車と呼ぶのだそうです。
つまり、福岡容疑者はこのような条件を満たすトラックを運転しており、中型の免許を持っていなかったために、”無免許”という扱いになっていたのでしょう。
決して免許が失効していたなどということではありませんが、中型自動車を運転するのにはそれなりのスキルや経験が必要となってくるので、素人には扱いが難しく、そのために事故を起こしてしまったということも十分に考えられるでしょう。
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