出典:JNN
9日午前、群馬県前橋市で自転車で登校していた高校1年の太田さくらさん(16)と高校3年の大嶋実来さん(18)が乗用車にはねられ、意識不明の重体となった事故で、逮捕された川端清勝容疑者が起こした事故原因や、顔画像などについて迫ってみたいと思います。
前橋事故で逮捕の85歳ドライバー「気付いたら事故」
産経ニュース他、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
前橋市の県道で9日朝、自転車で登校中の女子高生2人が逆走してきた乗用車にはねられ、重体となった事故。乗用車を運転し、前橋署に自動車運転処罰法違反(過失致傷)の疑いで同日逮捕された85歳の男に目立った持病などはなく、現場は見通しのよい直線道路だったことなどから、事故原因は判然としていない。人身事故の発生件数が減少する中、この事故のように、高齢ドライバーが加害者となるケースの割合は上昇傾向にある。
捜査関係者によると、川端清勝容疑者=同市下細井町=の乗用車はセンターラインをはみ出し、右折待ちをしていた車のサイドミラーに衝突後、そのまま逆走を続け、市立前橋高校1年の太田さくらさん(16)=同市高井町=と3年の大嶋実来さん(18)=同市元総社町=を相次いではねた。現場にブレーキ痕は残されていなかったという。
川端容疑者は市内の老人福祉センターに向かう途中だった。また、自宅は事故現場に近く、目立った持病なども確認されていない。原因が判然としない中、川端容疑者は「気がついたら事故を起こしていた」などと供述している。
川端清勝容疑者について
こちらが逮捕された川端清勝容疑者のプロフィールです。
名前:川端清勝(かわばた きよかつ)
年齢:85歳
職業:無職
在住:群馬県前橋市下細井町
川端清勝容疑者はセンターラインをはみ出し、右折待ちをしていた車のサイドミラーに衝突後、そのまま逆走を続け、市立前橋高校1年の太田さくらさん(16)=同市高井町=と3年の大嶋実来さん(18)=同市元総社町=を相次いではね、2人は意識不明の重体に倒れるなどしたとして、自動車運転処罰法違反の疑いで逮捕された人物です。
川端容疑者は市内の老人福祉センターに向かう途中だったとのことで、2人の女子高生が巻き込まれてしまった痛ましい事故なだけに、波紋が広がっているのも事実です。
ちなみに、川端容疑者の顔画像などは公開されておらず、また特定するにも至りませんでしたので、こちらに関しては詳しい情報が入り次第、随時お伝えしていきます。
追記:川端清勝容疑者の顔画像が公開されました。
出典:FNN
事故原因は?
では、事故原因は一体何だったのでしょうか?
報道機関の発表によれば、川端容疑者は警察の調べに対して「気がついたら事故を起こしていた」などと供述しているのだそうですが、これといった直接的な事故原因の解明は未だされていないのが現状のようです。
しかしながら、現場にはブレーキ痕がなかったことから、おそらく居眠り運転が原因なのでは無いかという見方が強いようです。
ブレーキ痕が無い場合は、危険だと判断してからブレーキを踏むまでの空走距離などが存在せず、そもそもその状況が危険だということを認識できていないわけですから、運転中に何らかのトラブルがあったことは明白です。
川端容疑者の家族などの話によれば、認知症などの持病は見られなかったとのことですので、その持病の発作などは考えにくく、体内からアルコールなども検出されていないことから、居眠り運転が原因だと考えるのが妥当でしょう。
事故は防げなかったのか?
この事故は防ぐことは出来なかったのでしょうか?
現場となった道路は非常に見通しも良く、片側通行ではありますが、車線も広く事故を起こすなどといったことは常識的に考えにくい場所であるような気もします。
また、川端容疑者は対向車線にはみ出し、反対車線にある民家に衝突をしていますので、相当急いでいたもしくは、前述した通り、居眠りをしていた可能性も十分に考えられるでしょう。
しっかりと落ち着いて運転をしていれば、このような事故は防ぐことが出来たと思われるだけに、非常に悔しくなんとも居た堪れない気持ちになるのも事実です。
被害者の家族の方々の気持ちを考えれば、また、その気持ちはなおさらのことでしょう。
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