出典:LIFES!
日本レスリング協会が9月中旬に東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で行った強化合宿で拓殖大学の3年生である、谷口彗志選手が首に大けがを負っていたことが明らかとなりました。
レスリング吉田沙保里の恩師がひた隠す東京五輪新星の重大事故
文春オンラインが以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
今年9月に行なわれた男子レスリングの強化合宿で、東京五輪での活躍が期待される学生選手が重大事故に見舞われていたことが「週刊文春」の取材によって明らかになった。
事故にあったのは拓殖大学3年の谷口慧志選手(21)。合宿3日目の9月13日、世界選手権に出場した有力選手とのスパーリングでの出来事だった。
「2人が組み合った状態から、相手選手は谷口君の脇下をくぐって腕をロック。その状態のまま、身体を反らし、谷口君を後方に投げた。2人そろってマットに倒れたのですが、谷口君は受身を取れず、頭から落ちました」(目撃者)
現在も谷口選手は入院生活を余儀なくされている。
「頚椎損傷の重傷です。なんとか一命を取り留めたものの、首から下が自力で動かせない。車椅子に乗ることを目標にリハビリに励んでいる最中と聞いています」(大学のチームメイト)
(ー中略ー)
出典:文春オンライン
このような重大な事故が起こったにも関わらず、栄和人強化本部長をはじめとした協会幹部は、マスコミに事故を一切公表していないのです。
谷口彗志選手について
こちらが、レスリングのトレセン合宿で怪我をしてしまった谷口慧志選手のプロフィールです。
出典:LIFES!
名前:谷口慧志(たにぐち けいじ)
生年月日:1996年11月15日
年齢:21歳(※2017年11月現在)
出身:京都府
身長:166cm
学歴:京都八幡高校卒業
所属:拓殖大学3年生
2017年全日本学生選手権 GR/85kg級優勝
2016年東日本学生秋季新人選手権 GR/98kg級優勝
2016年東日本学生春季新人選手権 GR/85kg級優勝
2014年国民体育大会(国体) GR/84kg級 3位
谷口選手は前述した通り、レスリンググレコローマンスタイルの学生チャンピオンとして知られており、3年後に行われる東京オリンピックで活躍が期待されている人物でした。
週刊文春によれば谷口選手は現在、首から下が自力で動かせないとのことで、車椅子に乗ることを目標にリハビリに励んでいるのだそうです。
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スパーリングの相手は誰?
では、谷口選手をスパーリングで頚椎損傷させてしまった相手の選手は誰なのでしょうか?
文春によればその相手とは「世界選手権に出場した有力選手」との情報があり、世界選手権に出場したレスリングの選手は複数人いるために、現在のところは特定には至っておりません。
しかしながら、もし仮に同じ85kg級の選手であったとするならば、以下の選手が該当するそうです。
・鶴巻宰選手
・岡太一選手
・角雅人選手
※これらの選手が谷口選手のスパーリング相手と断定するものではございません。
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トレセンの事故に選手が泣き寝入り
産経ニュースによれば、ナショナルトレーニングセンターは以下のような状況に陥っているとのことです。
国が設置した施設だが、事故の補償制度を国は設けていない。任意加入の保険はあるものの、死亡時や後遺障害への補償が手厚いとは言い難い。
今回のケースでは、治療やリハビリの費用負担に加え、後遺障害の補償も視野に入れた対応が必要だが、日本レスリング協会の幹部は「リスクが高い格闘技では保険料も高くなる。競技団体がカバーするには限界もある」と頭を抱える。
出典:産経ニュース
さらに、スポーツ中の事故に関しては大学側も課外活動であるとしており、その責任の所在が曖昧で、ほとんどが泣き寝入りをするしかないとのことです。
また、保険が適用されない怪我を負ってしまった谷口選手の負担は相当大きなものになることでしょう。
今回の文春砲に関し、なぜ強化本部長である栄和人氏はマスコミに公表しなかったのか?との意見がありますが、「双方のプライバシーもあるし精神的なダメージもあるから、なんでも公表すればいいってもんじゃない」などの意見も寄せられています。
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強化本部長の栄和人氏の対応について
栄和人氏は、レスリング界において絶大なる力を持っているとされ、リオ五輪で3連覇を達成した吉田沙保里選手や、4連覇の伊調馨選手らを育てた名監督としても有名です。
しかし、今回の谷口選手の事故を受けて周囲に対して「面倒なことになったから強化本部長を辞めたい」と漏らしているとのことで、これが本当だとすれば、非常に問題のある発言だとされています。
文春が取材に訪れた際に栄和人氏は「誰からこの話を聞いたのか」と隠蔽しようとしていたとも捉えられる旨の発言をしており、このことを願わくば公表しなくても遣り過ごせるのではとの魂胆も見え隠れしていることでしょう。
また、真っ先にこのような事故を公表すればこういった批判はされなかったと思われますし、事故対策が十分であったかなどをしっかりと検証することもできたことでしょう。
いずれにしても、東京五輪でメダルを期待される選手の重大な事故をひた隠ししていた一件に、一層の波紋が広がることでしょう。
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