東京都葛飾区の荒川河川敷で路上生活をしていた無職の畠山幸男さん(61)をハンマーで殴るなどして殺害したとして、警視庁葛飾署は18日、殺人の疑いで住所不定の無職、神山淳(すなお)容疑者を逮捕しました。
路上生活の男性殺害の疑いで男逮捕 容疑一部否認
産経ニュースほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
東京都葛飾区の荒川河川敷で路上生活をしていた無職の畠山幸男さん(61)をハンマーで殴るなどして殺害したとして、警視庁葛飾署は18日、殺人の疑いで住所不定の無職、神山淳(すなお)容疑者(42)を逮捕した。調べに対し、「殺すつもりはなかった」と容疑を一部否認している。
逮捕容疑は11月15日午後5時50分ごろ、葛飾区四つ木の荒川河川敷で、畠山さんの頭部などをハンマーで殴るなどして殺害したとしている。
葛飾署によると、2人は現場周辺で路上生活をしており、事件当時、一緒に酒を飲んでいた。口論になり、神山容疑者が畠山さんに殴りかかったという。
17日午前10時40分ごろ、通行人が倒れている畠山さんを発見。現場で死亡が確認された。頭部を負傷していたことなどから、同署が調べていた。
出典:産経ニュース
神山淳(すなお)容疑者について
こちらが、逮捕された神山淳(すなお)容疑者のプロフィールです。
名前:神山淳(かみやま すなお)
年齢:42歳
職業:無職
在住:住所不定
警視庁の調べによりますと、今月15日、東京・葛飾区の荒川の河川敷で畠山幸男さん(61)の頭をハンマーで殴るなどして殺害した疑いで逮捕された、路上生活をする人物です。
さらに、この神山容疑者は、見回りに来た国土交通省の職員に対して、自分が殺害したにも関わらず、「人が倒れている」と他人行儀な言い方で殺害の報告をしているのです。
ちなみに、顔画像などの情報は公開されておらず、また特定するにも至りませんでしたので、こちらに関しては詳しい情報が入り次第、随時お伝えしていきます。
犯行動機について
では、一体犯行動機は何だったのでしょうか?
報道機関の発表によれば、殺害された畠山さんと神山容疑者の2人は現場周辺で路上生活をしており、事件当時は一緒にお酒を飲んでいたとのことで、警察の調べに対しては「一緒に酒を飲んでいてささいなことから口論になりもみ合いになった。脅すつもりでハンマーを使ったが殺すつもりはなかった」と容疑を認める供述をしています。
つまり、ホームレス同士のちょっとした言い合いやトラブルによって、殺害をしてしまったということになるでしょう。
また、ホームレス同士のトラブルはしばしばあるとのことで、そのあたりの危機管理について、言及するツイートも見られています。
都内も危険だな…たまにホームレスの喧嘩から殺人事件や放火も発生するから怖いよね。
— ふぃおな (@mariielan19) 2017年11月18日
いずれにしても、ホームレス同士のトラブルによる殺人であるだけに、一層の波紋が広がりそうな一件です。
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