大阪府警南署は11日、路上でトラブルになった男性2人を殴りけがを負わせたとして傷害の疑いで、元格闘家で無職の相良正幸容疑者(33)を逮捕しました。
元K-1格闘家、傷害容疑で逮捕
産経ニュース他、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
大阪府警南署は11日、路上でトラブルになった男性2人を殴りけがを負わせたとして傷害の疑いで、元格闘家で無職の相良正幸容疑者(33)=大阪市中央区中寺=を逮捕した。相良容疑者は「拳月」のリングネームで「K-1」などの格闘技大会に出場したことがある。
逮捕容疑は別の男2人と共謀し、昨年7月25日午前0時半ごろ、同区の路上で、乗用車に乗っていた40代の男性2人の頭を拳で殴るなどし、重軽傷を負わせた疑い。
南署によると、歩いていた相良容疑者らのグループと、車で走行中だった被害男性らのグループが通行をめぐってトラブルになった。同署は別の男2人も傷害容疑で捜査する
出典:産経ニュース
今回の事件の犯行動機はおそらく、被害にあった男性らが気に食わなかったのでしょう。
相良正幸について
こちらが相良容疑者のプロフィールになります。
名前:相良正幸
リングネーム:拳月
生年月日:1984年5月14日
身長:182cm
体重:75kg
職業:元キックボクサー 現無職
在住:大阪市中央区中寺
通称:地下格闘技の猛者
戦績:7戦4勝3敗
相良容疑者は元キックボクサーの格闘家であり、現在は無職のようです。
キックボクシングをする前は、アマチュアの地下格闘技大会である「強者(つわもの)」の看板選手でもありました。
プロデビュー戦は、2008年11月2日、銀次郎戦ですが、この試合は判定負けを喫しています。
その後、キックボクシングのリングで勝ち星を重ね、2013年にはGLORYへの初参戦を果たすと、2013年12月21日、アルトゥール・キシェンコと対戦するなどなかなかの活躍を見せますが、この試合自体は一方的な試合展開となり、ダウンも奪われ判定負け。
この試合が、プロの公式戦最後の試合となってしまったのです。
ですが、アウトロー上がりの喧嘩ファイトが信条で、その荒々しいスタイルでファンを魅了していたのもの事実です。
全身にはタトゥーが入っており、いかにも喧嘩をしそうな感じが見受けられるのも特徴の一つでもあります。
前科がヤバい
そんな相良容疑者ですが、気性が荒く喧嘩っ早いのか、2014年にはこのような事件を起こしています。
読売新聞にこのような記事が掲載されていました。
元プロレスラーの前田日明さん主催の格闘技大会に参加予定の格闘家を脅迫し、出場を断念させたとして、
大阪府警捜査4課は25日、アマチュア格闘技団体「強者」(解散)の元幹部で大阪市住之江区の
露天商・金城旭被告(36)(威力業務妨害罪で起訴)と、同団体関係者で住所不定、無職・相良正幸容疑者(29)を
強要容疑で逮捕したと発表した。(ー中略ー)
出典:読売新聞
格闘家というより、因縁をつけて喧嘩を仕掛ける当たり屋のような感じだったと関係者は話しています。
さらにこの大会へ出場を断念させるために「大会に出るなら兵隊集め行ったる」と脅迫をしてるあたり、相当たちの悪い存在であったことは間違いないでしょう。
自らを鍛え上げ、喧嘩が強くなることは十分によろしいことですが、格闘家の方はにはそれを犯罪に使うのではなく、自分より弱い立場の人間を守るなどのポジティブな使い方をしてもらいたいものです。
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