東京の国立大学の名門校である東京学芸大学の50歳代の教授が、学生に対してアカデミック・ハラスメントを行なっていたことが判明し、波紋が広がっています。
東京学芸大でアカハラ
日テレニュース他、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
東京学芸大学の教授が、アカデミック・ハラスメントで懲戒処分となった。
東京学芸大学によると、50代の男性教授が3年前、複数の学生に「卒論の進捗(しんちょく)が悪い人は即座に留年させる」などと脅すようなメールを送ったり、学生が内々定している企業に「生活態度が悪い」などと連絡したりしていたという。
精神疾患になった学生もいて、大学はアカデミック・ハラスメントに当たると判断。男性教授を諭旨解雇にし、教授は11日、辞職したという。
出典:日テレニュース
アカデミック・ハラスメント(アカハラ)とは
ここで取り沙汰されているアカデミックハラスメントとは一体なんなのでしょうか?
アカデミック・ハラスメントとは大学などの学術機関において、教職員が学生や他の教職員に対して行う、嫌がらせ行為で、パワーハラスメントの一種です。
アカハラは、職場ではパワハラというのに対し、大学などの学術機関における嫌がらせなどを主に”学園の、大学の”という意味をもつアカデミックと掛け合わせた和製英語です。
今回のケースでは、卒論の進捗状況が悪い生徒に対し、留年を示唆するようなメールを送るなど脅迫したり、内々定が出ている企業へ学生のネガテイブな情報を流したりと、教育者としてあるまじき行為をしています。
ゼミや研究室の飲み会などで冗談交じりに教授が言うのならともかく、こういった人生の進路に関わる問題を事務的に連絡することはアカハラと捉えられてもおかしくないでしょう。
アカハラをした教授は?
学芸大学でアカデミック・ハラスメントをしたとされる教授は一体誰なのでしょうか?
報道機関の発表では年齢が50代の男性教授という情報しか公開されていません。
また、調べてみたところ詳しい情報を得られることは出来ませんでした。
しかし、9月11日付で退職をしていますし、学芸大学の教授ということで、なんらかの情報が入ると思われますので、その際は随時お伝えしていきたいと思います。
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