フジテレビのバラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』こと『めちゃイケ』が来年3月を持って番組が終了することが明らかとなりました。
めちゃイケ打ち切りへ
ニコニコニュースによりますと、フジテレビ系列の人気バラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』が打ち切りになるとのことです。
フジテレビのバラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』こと『めちゃイケ』が来年3月を持って番組が終了することが正式に決定した、と放送作家が語る。改編のたびに何度も打ち切り候補として検討されてきたが22年目の春でついに打ち切りが決定。来春の終了は変更されることのない決定事項とのこと。
打ち切りの大きな理由の一つは視聴率の深刻な低迷ぶりだった。全盛期は20%超えが普通だったが今年の8月5日に放送した2時間SPの視聴率4.5%という壊滅的な数字が決定打となった。
さらに制作費が『めちゃイケ』の20分の1以下と言われているテレビ東京の裏番組@出川哲朗の充電させてもらえませんか?』に完敗していること。最近の視聴率を調べると9月2日の放送では『めちゃイケ』5.4%、『出川充電』8.6%という結果だった。
出典:めちゃイケ
打ち切りの理由と真相は
以前はものすごい人気を誇っていた「めちゃイケ」ですが、なぜこの度打ち切りの運びとなってしまったのでしょうか?
一番デカイ理由としてあげられるのが、深刻な視聴率の低迷でしょう。
「めちゃイケ」の全盛期の視聴率は平均でおよそ20%前後あり、スペシャルでは30%前後もあったと言われる視聴率ですが、人気企画が次々と終了したり、若者のテレビ離れになどの影響によりその視聴率は一桁台へと落ちてしまったといいます。
また、メンバーも年齢を重ねるにつれ、体を張ることが少なくなってきており、視聴者が盛り上がったり暑くなるようなコーナーなどが減少しているのも、視聴率低迷の大きな原因であると言えるでしょう。
フジテレビはコストカットの時代へ
めちゃイケをはじめフジテレビの看板であった人気長寿番組が、ここへきて次々と終了しています。
タモリさんが司会を務めていた「笑っていいとも!」や、 解散によって終了せざるを得なくなってしまった「SMAP×SMAP」などもそれらの一つで、フジテレビは視聴率を稼ぐ看板番組がなくなってきていると関係者は話しています。
そのため、好調である日本テレビが秋の改編期に大幅な改編を行わないのに対し、フジテレビは社内の威信をかけて視聴率奪還を目指すべく、大胆なコストカットや大幅な番組内容の変更を行うなど、大変革の時期へとさしかかっているのです。
ネット上では寂しいというよりも、全盛期を知らない若者たちから「やっと終わるのか」といった意見も多く寄せられ、次の土曜8時の枠への期待も伺わせるコメントも目立ちました。
大きな岐路に立たされたフジテレビの今後に注目が集まるでしょう。
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