2017年7月15日土曜日、埼玉スタジアム2002において浦和レッズ対ドルトムントの試合が行われます。
今回は、その試合で解説者デビューを果たす小柳ルミ子さんについて、迫ってみたいと思います。
小柳ルミ子がサッカー解説?
日刊ゲンダイ他、各種メディアが以下のような記事を報じ、話題となっています。
歌手の小柳ルミ子(65)が15日放映の「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017 浦和レッズ対ドルトムント戦」(フジテレビ系19時~)で解説者としてデビューするというので話題だ。
サッカーファン歴は12年、地上波、CS、BSを駆使して1日5試合も見ているというサッカー通。「1日5試合となると計7時間ですからね、プロでも難しい。そういった凝り性な部分がサッカー観戦には生かされているんでしょう」(サッカー記者)。観戦記録をつづった“ルミ子ノート”も12年間つけているというから驚きだ。
元サッカー日本代表で解説者の田口光久氏もこう言う。
「年を重ねた小柳さんならではの奥深いコメントに期待しています。最近サッカー番組にありがちなアイドルグループメンバーのリポーターと比べたら小柳さんは別格。サッカー選手と交流もあり、選手の見方や性格分析など独自の視点を展開してくれるのではないでしょうか。むしろ2014年のワールドカップに登場してもらいたかったくらいです」
(ー中略ー)
なんと、歌手の小柳ルミ子さんがサッカーの解説をするというのです。
これには驚きを隠せませんが、お笑い芸人の土田晃之さんは、サッカーの知識は芸能界一なのでは?との見解を示すほど、小柳さんはサッカーに詳しいようです。
サッカーを好きになったきっかけ
小柳ルミ子さんがサッカーを好きになったきっかけの一つに、デビット・ベッカム選手のフィーバーが挙げられます。
日韓W杯の際、貴公子として絶大な人気を誇った元イングランド代表ベッカム選手の、日本でフィーバーがきっかけとなり、サッカーそのものを知ったそうです。
しかしこの時はサッカーが好きというより、イケメンであるベッカム選手が好きというニュアンスだったそうです。
また、それと同時に、なぜいい歳をした大人たちがこんなにもスポーツに熱狂するのかと疑問を抱いたそうで、その知的好奇心をくすぐられたため、どんどんサッカーというものを深堀していったのです。
ちなみに小柳さんが一番好きなチームはスペインの強豪バルセロナだそうです。
小柳ノートとは
そんなサッカー愛が止まらない小柳ルミ子さんですが、自筆のサッカー観戦ノートを作成しており、クオリティの高さから、プロの解説者や選手も唸るほどの情報量だそうです。
小柳ルミ子は年間2190試合もサッカーを見ている
なんと、小柳ルミ子さんは年間に2190試合もサッカーを観戦すると言われています。仕事の日でもフルマッチを5試合、休日ともなると、平均で10試合ほど見るといいますから驚きです。どんなにサッカーを愛してやまない人でも、これほどまで観戦している人はいないと思われます。
2014年のW杯も全試合観戦し、分析が本格的なこともあり、スポーツ雑誌『Number』の取材を受けたこともあるそうです。
気になるサッカーノートの内容とは?
そして気になるのは、観戦した試合内容を毎回記録していると言われる「小柳ルミ子ノート」の内容です。
各チームの個人個人の性格や、プレースタイル、癖、ウィークポイントからプライベートな情報まで非常に詳しい情報が乗っているといい、浦和レッズの槙野智章選手も「素晴らしいノート」と絶賛するほどの内容だそうです。
さらに、小柳さんは「サッカーはいかにミスを少なくするかの競技。ミスが即失点に繋がるという事を我々はもっと感じなければいけない。そういうことを戒めながら学ぶのです」と語っており、これに対し、同じく解説者の都並さんは「これは本物のゴールゲッターの考えを持たれている」と賞賛しています。
プロをも唸らす分析力と観察眼をお持ちですから、解説も素晴らしいのではないでしょうか?
小柳ルミ子の解説を楽しみにする声
小柳ルミ子さんの解説を楽しみにするネット上の反応がこちらです。
小柳ルミ子はとうとうサッカー中継の副音声仕事するまでになってるのか。
— はなさー (@sirnosefunk) 2017年7月14日
小柳ルミ子2190試合はばけもんw
— 鹿族 (@antka1234) 2017年7月14日
え、明日のレッズ対ドルトムントって地上波でやるのか。BSフジかと思ってた。小柳ルミ子の副音声楽しみ。はっ、『充電させてもらえませんか』と丸かぶりだ。
— こげとーちゃん (@koge_latte) 2017年7月14日
など、プロ顔負けの素晴らしい解説をするであろうという期待があるため、大きな反響を呼んでいます。
これを機に、サッカー関連の仕事も増えていきそうな予感です。
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