みなさんはヘルプマークを知っていますか?
首都圏などでは徐々に認知されてきてはいますが、未だ認知度が低いのも現状です。
今回は、そんなヘルプマークに関する話題をお届けします。
ヘルプマークとは
ヘルプマークとは、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを認知させることで、援助を受けやすくなるよう、東京都福祉保健局が作成したマークです。
マタニティマークが妊婦さんであることを示すのと同様、ヘルプマークも援助を必要としていることを示すものです。
ヘルプマークの認知度
では、ヘルプマークの認知度はどのくらいあるのでしょうか?
東京都福祉保健局の発表によりますと、認知度は東京都で70%前後あるそうです。
しかし、これは東京での認知度の話であって、全国的にはまだまだこれには及びません。
ですが、東京都が2012年頃より、ヘルプマークを配布したことをきっかけに、2016年には、京都府・和歌山県・徳島県・青森県・奈良県・神奈川県・岐阜県などが配布を開始し、各地方自治体でも、ヘルプマークの全国的な認知度の向上に努めています。
もしもヘルプマークを見かけたら
ヘルプマークを身につけている人を見かけたらどのように対応するのが正しいのでしょうか?
東京都福祉保健局は次のように促しています。
●電車・バスの中で、出来るだけ席をお譲りください。
●駅や商業施設等で、声をかけるなどの配慮をお願いします。
●災害時は、安全に避難するための支援をお願いします。
さらにツイッター上でもこのような意見が・・・
ヘルプマーク付けている方見かけたらとりあえず「お手伝いすることはありますか?」みたいな風に聞いてくださればいいと思われ。必ずしも「電車の席を譲れ」とかでなく、例えば「高い場所の商品を取って欲しい」とか障害によって手伝って欲しいところが違うからな…。
— 激辛はくうマーボーオルタ🌺 (@hakuuuuuuu) 2015年9月14日
すなわち、何がなんでも「席を譲る」というのが、良い対応ではなく、「何かお手伝いすることはありますか?」と、一言、思いやりのある言葉をかけてあげるの良いのです。
ヘルプマークを知らなかったというみなさん。
これを機に、ぜひともヘルプマークへの理解を深めて頂きたいものです。
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