柿の種やハッピーターンでおなじみの「亀田製菓」の商品に金属片が混入していたことが明らかとなりました。
しかし、商品の自主回収や事実の公表を見送っていたことが判明し、問題となっています。
「亀田製菓」異物混入を公表ぜず
河北新報が報じたニュースによりますと、亀田製菓の商品に異物混入がされており、その事実を公表せず、商品の自主回収も行っていなかったことが明らかとなりました。
亀田製菓(新潟市)の煎餅を食べた大崎市の小学2年の女児(7)が、混入していた金属片で口の中を切るけがをしていたことが23日、分かった。
金属片は機械の洗浄に使う金ブラシの一部という。
同社は女児側に謝罪したが、被害は拡大しないと判断し、商品全体の回収や公表を見送った。
金属片が混入していたのは同社の「ソフトサラダ」。
女児が4月3日に仙台市の友人方で出された煎餅を食べたところ、針金状の金属片が歯茎に刺さった。
母親は直後に同社の相談窓口に連絡。社員が同日、謝罪に訪れ、商品と金属片を回収した。
同社によると、回収した商品は水原工場(新潟県阿賀野市)の製造。
金属片は長さ12.3ミリ、太さ0.3ミリで、給水配管内の異物を取り除く「ストレーナー」という部品を洗浄する金ブラシの一部だった。
今後はストレーナーの洗浄をやめ、交換するという。
女児の父親(41)は取材に
「小さい子が飲み込んだら大変だ。他にも混入の可能性があり、非公表の判断はおかしい」
と話した。
同社の広報担当者は「けがをした女児と家族には大変申し訳ない。被害の報告が他にはなく、公表を見送った。品質管理の向上に努めたい」と説明した。
出典:河北新報
なぜ、被害は拡大しないとの判断に至ったのでしょうか?
そもそも、それを判断するのは事故を起こした当事者ではなく、消費者庁などの第三者機関であると思うのですが。
ネット上の反応
これに対し、ネット上では
●日常的にもみ消しているだけなのかも。
普段は騒ぎにならないから、「はぁ?なんでその程度で騒いでるんだ?馬鹿じゃないの?」てな感じなんじゃないかな。
●歯茎にワイヤーの歯が突き刺さるって痛そう。トラウマになるわ。
安心安全を謳ってるのにここ金属探知の工程ないんだ。
●他にないから公表を見送るって、回収してないんだから言い訳になってないな
など、あまりにもひどい対応に批判が殺到しました。
ご自宅のは大丈夫!?
今回問題となっているのは、亀田製菓より販売されている「ソフトサラダ」という商品です。
非常にポピュラーな商品であるため、みなさんのご自宅にもあるかもしれません。
しかし、この「ソフトサラダ」にこのような金属ブラシの破片が混入していたのです。
※写真はイメージです
ちょっと考えただけでも、恐ろしいですし、ましてや小さいお子さんともなると、危険性が増すのは当然です。
何年何月に製造された「ソフトサラダ」に金属片が混入していたかは、亀田製菓側が公表していないのでわかりませんが、いずれにしても、この「ソフトサラダ」を食べる際には注意をした方が良さそうです。
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