スマホの普及により、ソーシャルゲームが一般的に普及するようになりました。
今回はソーシャルゲームの課金に焦点をあて、なぜ課金してもガチャが当たらないのかを徹底的に解説しようと思います。
ソーシャルゲームって何?
そもそもソーシャルゲームとは何なのでしょうか?
ソーシャルゲームとは主にSNS上で提供されるオンラインゲーム・ブラウザゲームのことをさします。
従来の、Play Stationや任天堂64などは、本体そのものとソフトを購入し、家庭のTVにつないで楽しむものでした。
しかし、ソーシャルゲームはスマホがハードウェアとTV、そしてソフトウェアの代わりになりますので、スマホ一台で簡単に楽しむことができるのです。
有名なところでいうと、「モンスターストライク」や「パズドラ」「白猫プロジェクト」「グランブルーファンタジー」「ディズニーツムツム」などが挙げられます。
もちろん最初は無料でダウンロードでき、誰でも簡単に始められるのですが、強くしようと思ったり、他人に負けたくないという欲求があると、アプリ内で課金をすることになるのです。
この課金を巡って様々な社会問題が発生しているのです。
ソシャゲ課金によるトラブル
ソーシャルゲーム内では、ガチャを回しアイテムやキャラを引くことによって、自分を強化していくという方法があります。
大体のアプリが一日一回は無料でガチャが回せるのですが、課金をすることにより、その制限が無くなります。
そして、そのガチャへ課金をすることをめぐり、とんでもない事件が発生したのです。
ソシャゲ課金が原因で殺人事件
2015年2月。何ともおぞましい事件が勃発しました。
群馬県前橋市に住む、土屋和也容疑者(26 無職)が、小島由枝さん(当時93歳 無職)の頭や首をバールで殴り、刃物で刺して殺害しました。
そして、現金5000円と、パンやお菓子などを盗み、その場から逃走したのです。
土屋容疑者は、「人と接するのがいや」という理由で職についていませんでしたが、
ソーシャルゲームだけは熱心に取り組んでいたようです。
そして、ガチャを回すために消費者金融から借金をしてまで課金し、挙句に、ガチャを回すお金欲しさに人を殺してしまったのです。
ガチャを回しても当たらないと嘆いている人へ
ネット上ではこのソーシャルゲームに課金したのに、「全然ガチャでレアキャラが当たらない」と言った報告や、タレコミが多くされています。
多くお金をかければかけるほど、ガチャを回せる機会が多くなるわけですから、もちろん当たる確率が上がると期待するでしょう。
しかし、以下の図を見ればソシャゲのガチャに課金することがいかに馬鹿げているかが一目瞭然のはずです。
▼当選確率10%のガチャを回した場合(1回目・2回目)
ここで、赤くなっている人は1回当選した人です。
▼3回目以降はこうなる
青くなっている人は2回当選を引いた人です。
何と10回とも外れる確率は35%もあるのですね。
▼20回目ともなるとさすがに・・・!?
少し数学的な話になったきましたね。
▼いくら課金すれば当たるの!?
つまり、80万円も課金しても外れる可能性があるということになります。
この確率論はほぼ全てのソーシャルゲームのガチャ課金に当てはまるようです。
これをみて84万円でレアキャラが当たるなら安いと感じてしまったあなたは、末期である可能性が高いです。
これだけの大金をはたいてでも、「やりたい」と思わせるゲームを作っている日本の会社は素晴らしいと思いますが、自分の身の丈にあった課金額で楽しむことが大切です。
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