「障害者だけ配慮されてズルい!!」と勘違いしている人へ

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みなさんは、障害者の方だけ『優遇』されていると感じたことはありますでしょうか?

我々は、様々な原因で障害を持ってしまった方に対し、配慮をしなければなりません。

しかし、その『配慮』を『ひいき』だと捉えてしまう人も少なくないようです。

一体どういうことなのでしょうか?

 

 


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障害者はズルいと思ってる人は勘違いしている!!

 

ツイッター上に投稿されたツイートに注目が集まっています。

投稿したのは、ADHD(注意欠如多動性障害)を持つ@ice__snowさん。

 

投稿によると、健常者が障害者に対して配慮することを”ズルい”と思ってしまう行為を、

わかりやすくイラストで解説しています。

 

▼ズルいと思ってる人のイメージ

 

ズルいと思っている人のイメージでは、健常者と障害者のスタートラインは一緒です。

 

ですからその分、配慮されると、障害者の方が上に行ってしまい、健常者の方はズルいと感じてしまうのでしょう。

 

▼実際のところは・・・

 

 

 

実際のところどうなのかと言いますと、

 

スタートラインは配慮をしてもらって初めて健常者と同じに立てるというのです。

 

 

 

障害のある方は、ハンディキャップを抱えて生活しているのです。

ハンディキャップは社会において、同世代の他人や同じ環境条件で、同等の活動ができない人のことを指します。

ですので、ここで言う『障害者への配慮』とは、

 

障害者が健常者と同じスタートラインに立てるようにするということなのです。

 

 

ハンディキャップの意味を理解していない

 

おそらく障害者の方がズルいと感じる人は、「ハンディキャップ」の意味を正しく理解していないのだと思います。

まずは、こちらの画像をご覧ください。

 

 

この画像では、健常者が思う「ズルい」という事象に関して、2つの視点から比較しています。

例えば、『目が悪い人』が眼鏡をしていることに対して、「ズルい」などと思う人はいますでしょうか。

彼らは視力を眼鏡という物で補っているだけであって、決して「ズルい」わけではないはずです。

では、なぜ障害をもつ人がハンディキャップを補うと「ズルい」と思う人が存在するのでしょうか?

 

合理的配慮とは

 

みなさんは『合理的配慮』という言葉をご存知でしょうか?

2016年4月より施行された、『障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律』。

この法律では、全ての国民が障害の有無によって分け隔てられることなく尊重し合う社会を目指すと共に、

障害によって起こる差別を解消することを目的としています。

この法律の施行に伴い、注目されているのが、国や地方自治体に義務化された『合理的配慮』という言葉なのです。

 

 

では具体的に『合理的配慮』とはどのようなものなのでしょうか?

文部科学省によると、

 

 

合理的配慮」とは、

障害者が他の者と平等にすべての人権及び基本的自由を享有し、

又は行使することを確保するための必要かつ適当な変更及び調整であって、

特定の場合において必要とされるものであり、

かつ、均衡を失した又は過度の負担を課さないものをいう。

 

出典:文部科学省

 

とのことです。

すなわち、

 

障害をもつ本人や保護者の要望を聞き入れ、

合意形成を図った上で、個人個人に合った支援を行うということです。

 

ですから、過度な負担が生じない限りこの配慮は認められることになります。

 

逆に言えば、『過度な負担』が生じる場合、障害者側の要望は認められることはありません。

 

しかしながら、その場合は「諦めよう」と嘆くのではなく、

どのような対策がいいのか、一緒に考えましょう」と、

解決策を考え、答えを導き出すことが重要になってくるのです。

 

つまり、

 

今後は健常者と障害者とのコミュニケーションが最も重要になるのです。

 

差別を撤廃し、お互いを理解し、尊重する…

それが、『美しい国日本』のあるべき姿なのではないでしょうか?

 


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