みなさんは、ご自身のスマホにカバーをつけていますでしょうか?
プラスチックやシリコン製の、ただ本体だけを覆うタイプのものもあれば、
手帳型と呼ばれる、カード類の収納も兼ね備えたものもあり、種類は数多く存在します。
今回ご紹介するのは、そんな手帳型カバーに隠された、知られざる落とし穴です。
手帳型スマホケースでクレカが使えない!?
NHKの報道によりますと、近年カード会社や各金融機関に対して、
「クレジットカードやキャッシュカードが使えなくなった」という利用者からの相談が増加しているとのことです。
手帳型のケースには磁石を使用している場合が多く、それが、カードの磁気情報を損なう恐れがあることから、
カード会社は、使い方に気をつけてほしいと注意喚起を行なっています。
大手カード会社2社によると、このような相談は2016年との前年比で、約20%増加したとのことです。
銀行での対策
大阪に本社がある、りそな銀行では去年、カードが使用できなくなったという相談件数が、
1ヶ月あたりで、40%ほど増えたということです。(5年前比)
こうした状況を受けて、昨年11月から、銀行のすべてのATMを改修し、
ATMにカードを挿入すると、損傷した磁気情報をその場で自動的に修復できるように改善しました。
そして、銀行側は、スマホやタブレットのケースにカードを保管しないよう呼びかけています。
手帳型のスマホカバーにカード類を収納するのは、
スマホを紛失した際のダメージの大きさを考えても、あまりオススメできません。
サイフを持たなくても大抵のことが完結できるという手軽さが、
このような事態を招いているのかもしれません。
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