皆さんは、食べ物や飲み物の味や匂いを、離れた友人と共有したいと思ったことはありませんか?
今回は、そんな不可能と言われていた技術が可能になるかもしれないというニュースをご紹介します。
ただの”水”がレモネードに変身!?
ロイター通信によりますと、シンガポールの大学が、
ただの”水”をレモネードそっくりに変えることが出来るよなプロジェクトに取り組んでいるそうです。
[シンガポール 21日 ロイター] – シンガポール国立大学の研究チームが、電極とセンサーを利用して、
水をレモネードそっくりに変えるプロジェクトに取り組んでいる。
まず、センサーを本物のレモネードに浸し、
そのPH値データを離れたところにある水が入ったコップに取り付けた電極ストリップに転送する。
また、RGBカラーセンサーがレモネードの色を読み取り、
コップのLEDライトがその色を再現する。
コップの水を飲む人は、舌を電極ストリップに当てながら少しずつ飲む。
そうすると、レモネードの味が再現されるという。
研究チームを率いるNimesha Ranasingheさんは、
この技術を使えば、飲み物の味をインターネットを使って友人に送ることができるという。
また、実際にその飲み物を飲まずに味を体験できるので、カロリーを摂取したくない人にも役立つ、と付け加えた。
「どうしてもレモネードを飲みたければ、仮想レモネードを飲めば同じ経験ができてカロリーはゼロだ」
と話す。
Ranasingheさんは、レモネードは最初の試作品だが、
将来は「仮想レモネード」を人々が楽しむようになると確信している、と話した。
出典:ロイター通信
つまり、この技術が発達すれば、
味・匂い等をインターネットで共有できたり、
テレビで不可能と言われていた、「味・匂い」を伝えるということが、
可能になる時代が到来するかもしれません。
ネット上の反応
これに対し、ネット上では
●これ、要するに水だけ飲んでれば言い訳でしょ?
最強のダイエット飲料じゃねーか
●お酒に代用したら、全然酔わないのに味だけ楽しめる無敵の飲み物作れそうだな
●これは便利になるだろうなー
ネット通販の食品部門がものすごく売上上がりそう
など、この革新的な技術に期待を寄せているといったコメントが多く目立ちました。
カロリーがゼロなのに、美味しいと感じる飲み物が飲める。
素晴らしい技術だと思います。
この技術が発達すれば、色々な所に応用ができそうですね。
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