先日フィギュアスケートの浅田真央選手が引退を表明し、記者会見を開きました。
メディアやマスコミなどは連日この報道で賑わっていますが、世間では浅田選手の呼び方について疑問を感じている方が多いようです。
キャスターがあだ名で呼ぶのに違和感
ツイッター上に投稿されたツイートに注目が集まっています。
投稿したのは、@CandyTRKさん。
投稿によると、浅田選手を「真央ちゃん」とあだ名で呼ぶメディアのキャスターに違和感を覚えるそうです。
テレビで真央ちゃんのこと言うときにキャスターとかが浅田選手じゃなくて真央ちゃんって言ってるのちょっと違和感あるなぁ
いや私も真央ちゃん言ってるけどさ…— つるこ (@CandyTRK) 2017年4月11日
一般の方が、日常生活内の会話で浅田選手のことを「真央ちゃん」と呼ぶのは、親しみがありますし、呼びやすいので構わないと思います。
しかしながら、公共の電波を利用し、全国の方にニュースを届けるキャスターの方が、「真央ちゃん」と親しみを込めて呼ぶのには違和感を感じてもおかしくありません。
「真央ちゃん」だけじゃない
浅田選手に限らず、スポーツ選手やトップアスリートの方は、しばしば愛称で呼ばれることがあります。
例えば、
・ヤンキースの田中将大投手なら「マー君」
・ゴルフの石川遼選手なら「遼くん」
・柔道の谷亮子選手なら「ヤワラちゃん」
・サッカーの三浦知良選手なら「キングカズ」
・卓球の福原愛選手なら「愛ちゃん」
など、あげたらキリがありません。
愛称があることで、国民から親しみを持たれやすく、好感度も高くなりますし、決して悪いことではありません。
しかしながら、キャスターやアナウンサーの方が、視聴者目線であだ名や愛称で呼ぶのはいかがなものなのでしょうか?
もっとアスリートに対して、敬意を表してもいいのではないでしょうか?
敬意を表して
キャスターの中には、いくら年下の選手であろうと、1アスリートとして、敬意を表して取材やインタビューなどをしている方もいます。
その1人が松岡修造さんです。
松岡さんといえば、言わずとしれてテニスの名プレイヤーであり、錦織圭選手の師匠でもあります。
「修造チャレンジ」という独自の育成プログラムから輩出した錦織選手というスタープレイヤーは、いわば自分の教え子です。
プライベートではどうかわかりませんが、松岡さんは少なくとも、仕事として、キャスターとして、錦織選手に接しているときは必ず敬称を用います。
松岡さんは、自分のお教え子である錦織選手以外でも、全アスリートの方に敬意を表しています。
仕事として、プロとして、お金をもらっている以上、これくらいリスペクトする気持ちがあってもいいのではないでしょうか?
ネット上の反応
これに対し、ネット上では
●これ本当にそう思う。真央ちゃんを「浅田選手」、愛ちゃんを「福原選手」って呼ぶのは一部のスポーツ選手だけで、
アナウンサーですら「ちゃん」付けで呼んでしまうのはあまり好きではない。
●「真央ちゃん」ほど言われているかは何とも言えませんが比較的目にする気がします。
というかテレビに出てる人で選手に対して”くん”や”ちゃん”といった表現を絶対に使わないのは、
松岡修造ただ一人という認識です…
●ファンの方が「真央ちゃん」と呼ぶのは良いと思うのですが、
テレビで司会者が「真央ちゃん」と呼ぶのは私も違和感が……。
国際社会ですばらしい業績を残した26歳の社会人ですよね……と思ってしまいます。
など、多くの方が同じ違和感を感じていることが明らかになりました。
テレビのキャスターの方には、松岡さんのように、1アスリートしてもっと敬意を表してほしいものです。
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