自分が新郎新婦で参加する結婚式を経験するのは、大体の場合、一生に一度だと思います。
そんな大切な結婚式で最も後悔するのが「写真」なんだそうです。
今回は、そんな結婚式の写真に関する問題をご紹介します。
外部業者の持込料
ネット上に投稿された一枚の写真を巡って、様々な議論がなされています。
この画像は、結婚式場へのカメラの持ち込みに関して言及しているものです。
スナップ写真外部業者のお持ち込みについて
当園は、外部業者のお持ち込みをお断りしています。
お客様のご都合でお持ち込みを希望される場合は、持込料を頂戴いたします。
ご招待の有無に拘わらず、
下記の機材及びそれに準ずる機材をご使用の場合はプロと判断し所定の持込料を頂戴いたしますので
予めご了承下さいますようお願い申し上げまます。
持込料今日のご案内 100,000円(税別)
キャノン(デジタル・フィルム一眼レフカメラ)
イオスシリーズ
1V、1D、5D、20D〜50Dシリーズ
EF24〜70 F2.8等 Lタイプレンズ
スピードライト
430EX、550EX、580EXII等 EXシリーズ
ニコン(デジタル・フィルム一眼レフカメラ)
F6、F5、F100、D200〜D5000、D3X〜D90
AF-S/DXレンズ 24-70 F2.8等 EDタイプレンズ
スピードライト
SB-900、600、400等SBシリーズ
※なお、事前にお申し出がなく、当日お持ち込みされた場合も持込料として上記料金を申し受けますので、
予めご了承下さいませ。
出典:Twitter
細かい機種の指定までされています。
果たしてこの持ち込み料が高いのか、安いのか。
そもそも、カメラの持ち込みを規制することは大丈夫なのでしょうか?
持ち込み料徴収は法律違反!?
一般的に、結婚式などでは、式場と提携している業者がカメラマンを手配するケースがほとんです。
これは、ウェディングプランナーや、式場関係者などと連携を取りながら、
式の邪魔にならずにスムーズに進行できるからです。
慣れた式場で撮影する場合、動き方やフラッシュの焚き方、
邪魔にならずにいい写真を取る場所などを熟知しているため、
非常に安心して写真撮影の依頼が出来ます。
一方で、仲介手数料をマージンとして支払うことになるため、
他の業者に頼むよりも料金が割高になってしまうというデメリットもあります。
そして、この外部業者に委託する際に、持ち込み料を請求されることがあるのです。
これはもちろん、結婚式場が儲けるはずだったマージン分の埋め合わせを図るからです。
果たしてこの行為は、法律的に違反なのでしょうか?
結論としては、一方的に消費者である新郎新婦に不利な契約を強いていることから、
消費者契約法10条に抵触する可能性があり、消費者センターに問い合わせた場合には、
公序良俗に反しているという理由で、持ち込み禁止及び持ち込み料の取り決めは無効になる可能性があるようです。
あくまで、可能性です。
しかし、そこまで規制に関して厳格な取り決めはなく、取り締まるのが難しいのも現状のようです。
まとめ
いかかがでしたでしょうか?
他の業者に関しては、マージン云々で持ち込み料を請求するのは妥当だと思いますが、
これが一般の方(友人・親族等)が前述したような高性能なカメラを持参した場合はどうなるのでしょう?
持ち込み料はもれなく、10万円も請求されてしましいます。
これは、スキー場やゴルフ場などに行って、自前の板やクラブを使えないということと同じ状況です。
法的な観点の話は置いておいても、
お客様のことを無視した抱き合わせ商法を結婚式場の多くが残念ながら展開しているのも事実です。
皆さんは、結婚式場へのカメラの持ち込み規制。
どのようにお考えですか?
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