先日、野球の世界一を決めるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が開幕しました。
日本は第一戦、強豪国のキューバと対戦。
山田哲人選手が放ったホームラン性の打球をとある少年が捕球してしまい、炎上するという騒ぎがありました。
しかし、この騒動に対する山田選手が言い放った一言が素晴らしいと話題になっています。
事件の発端
先日、WBCが開幕し、日本中が盛り上がっています。
日本は、初戦で強豪国キューバを11−6で破り、
2戦目のオーストラリア戦では、4−1と勝利をあげています。
そんな中で、一つの事件が起こり、世間に波紋が広がりました。
初戦のキューバ戦。同点で迎えた4回ツーアウト。ランナーは二塁にいました。
打席には、2年連続トリプルスリーを達成したヤクルトスワローズ所属の山田哲人選手が。
一打出れば逆転の場面で、山田選手は、レフトスタンドに大きなホームラン性の打球を飛ばします。
しかし、ファンであるとある中学生の男の子がその打球をキャッチ。
判定により、二塁打にされてしまったのです。
ネット上では、取らなければホームランだったかもしれないだけに、
相当な批判がこの男の子に寄せられ、炎上するという騒ぎにまで発展しました。
しかし、幻のホームランにされた当事者である山田選手の対応は違っていました。
またグラブ持って応援に来て
山田選手は、この少年を全く責める気持ちなどなく、
以下ようなコメントを残しています。
グラブを持って来てくれたんだから、野球少年なんでしょうね。
スマホで情報を見たら、彼はうつろな表情で、フードをかぶったまま青ざめていた。
僕は全然気にしてない。
だから野球を嫌いにならず、またグラブを持って応援に来てほしい。
これも何かの縁だし、将来プロ野球選手になって、
一緒に『あんなことがあったね』と懐かしい話ができるように頑張ってほしい。
僕も完璧な本塁打を打てるように頑張ります。
出典:日刊スポーツ
と、少年を擁護し、さらに次に向けて熱い意気込みを口にしています。
世間一般では、少年はすごく叩かれていますが、当の本人はいたって冷静です。
野球が好きであるからこそ、グローブを持って球場に足を運んだだろうし、
山田選手はこのことがきっかけで、少年が野球を嫌いになってしまうのを一番懸念しています。
山田選手の素晴らしいスポーツマンシップ。
かっこよすぎます。
惜しくも試合ではホームランにはなりませんでしたが、
落ち込む少年を救った一言はホームランと言ってもいいのではないでしょうか?
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