お笑いコンビ「クワバタオハラ」のボケを担当するくわばたりえさんが、
NHK朝の情報番組「あさイチ」にて発言した内容が物議を醸しています。
福島のお米は食べたくない!!
3月8日に放送された『あさイチ』にゲストとしてくわばたりえさんが出演しました。
この日の特集は「データでみる東日本大震災から6年」というもので、
震災の影響で福島の食べ物が風評被害にあっていることなどを特集いていました。
番組中で、くわばたさんは以下のようなコメントをしています。
「なんか、『私は福島米食べてます』って言えない自分がいるし、
この前スーパー行った時に(福島米が)売ってたんです、ちょっと安くて。
でも買わなかった。
安いのに。。。
なぜかというと、いっぱい並んでるのに減ってないんです。
隣の200円くらい高い方が減ってるお米が。
じゃあ、「みんな買ってないから私も買わんとこ」って言うのがどこかであったりとかあって、
じゃあ私が、
このお米を躊躇無く買うにはこういう番組で『福島米すっごいみんな食べるようになりました』とか、
プラスなことがあったら私も食べようって単純になるのかなって。
こういうの(特集)ばっかりやってるとまた更に食べんとこって思う反面、
検査したらほとんど基準値全然大丈夫ですって思ってるけど、
食べない人の方が多いんだって思うと、
『じゃあ……』ってなる自分が居たりとか。
出典:ゴゴ通信
風評被害を助長させるとも言えるこの意見に、
ネット上では様々な意見が飛び交っています。
ネット上の反応
●誰も責任取らない社会だからな
数十年後にやっぱり危険でしたってなっても、
行政も農家も応援マスコミも誰も責任取らないの確実だし、
自分の判断で決めるしかない。
●この6年普通に福島のものを買って食べてくれている県外の主婦の方は一般的ではないのですかね?
なんか失礼な感じがしてモヤモヤしますよ。
●まだまだ不安だとか心配な人が多くいるのは分かるし、理解もしています。
買う買わないはその人が自由に決めればいい。
でも、それを公共の放送で発言されたことがただただ悲しいです……。
●勝手に思ってればいい事でわざわざテレビで言う事じゃない
など、「影響力のある芸能人がテレビで発言することではない」と言った意見が多く寄せられました。
未だ終わることのない風評被害
震災から6年もの月日が経過しているにも関わらず、
未だに福島県産に対する風評被害は後を絶ちません。
正式でものすごく厳しい検査をクリアしないと、福島県の農産物は店頭に並ぶことはありません。
いまや、他の地域よりむしろ、福島の農作物の方が安心であると言っても過言ではありません。
何も根拠もなしに、福島県産だから危ないと決めつけてしまうのは、さらなる風評被害を助長させます。
風評被害はいつになればなくなるのでしょうか?
テレビで影響のある芸能人の発言だっただけに、
今後もこの議論は続いていく模様です。
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