皆さんはそれぞれ、マンションや、一戸建て、アパートなどそれぞれの形態の住宅に住んでいると思います。
よっぽど人里離れた田舎のお家でない限り、少なからずご近所さんとの付き合いはあるはずです。
作りすぎた夕飯のおかずをおすそ分けしたり、お隣さんのお子さんとキャッチボールしたり、
はたまたご近所さん同士で旅行なんかに出かけたり、よく目にしたり、耳にしたりする光景です。
しかしながら、最近の世知辛い世の中がそうさせているのかわかりませんが、
とある人の近所付き合いについての投稿が注目を浴びています。
理解に苦しむ
ツイッターユーザーのみたとわ(@mitatowa)さんが自身のツイッターに投稿したのがこちらです。
11/4発行の神戸新聞の夕刊の投稿欄に寄せられた意見です。
これは「最新の近所付き合い」として取り上げられ、予期せぬ結末に驚きを隠せないといった感情を抱きます。
以下、新聞記事による抜粋です。
◆理解に苦しんでいます
住んでるマンションの管理組合理事をやっているんですが、
先日の住民総会で、小学生の親御さんから提案がありました。
「知らない人にあいさつされたら逃げるように教えているので、マンション内ではあいさつをしないように決めてください」。
子供にはどの人がマンションの人かどうかは判断できない。教育上困ります、とも。
すると、年配の方から
「あいさつをしてもあいさつが返ってこないので気分が悪かった。お互いにやめましょう」
と、意見が一致してしまいました。
その告知を出すのですが、世の中変わったな、と理解に苦しんでいます。(神戸・西、自営、男、56)
出典:神戸新聞
世知辛い世の中に・・・
あいさつをしないと教育されている小学生。そして、それを要望する親御さん。
さらに、不快に思うためあいさつなんてないほうがいいという年配の方。
このように利害関係が見事に一致しています。
結果的に「マンション内ではあいさつしない」という結論に至っています。
一般的には、小学生は「明るく元気よくあいさつしましょう」のように教育されていると思っていただけに、
世の中が変わってしまったんだなぁと実感しています。
この背景には、昨今よく耳にする
誘拐事件を含む、凶悪犯罪に巻き込まれる危険性を心配する心情が根底にあるのかなとも思います。
近所付き合いはなくなる!?
確かに他人との繋がりは面倒ですし、波風を立てないことは心置きなく生活できるかもわかりませんが、
「遠い親戚より、近くの他人」ということわざもあるように、いざという時には力になってくれたり、
普段日常では気がつかないことに気づかせてくれたり、他人の繋がりから学ぶことも多いと思います。
SNS等の発達で、リアルな対人関係が希薄になりつつある中で、このままではご近所付き合いそのものがなくなってしまうのかもしれません。
果たしてこのようなことは本当に良いことなのでしょうか?
皆さんはどうお考えですか??
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