救急車がサイレンを鳴らし走行している場合は、一刻を争う危険な状態であることを示しています。
自動車は走行を一旦やめ、路肩に寄せるなど、救急車の走行を優先するのがルールです。
しかし、今回は自動車ではなく、歩行者や自転車についてのマナーの悪さをご紹介します。
救急車に乗って感じたこと
フェイスブックの投稿に以下のようなものがございましたので、ご紹介します。
投稿によると、普段何気なく見ている救急車は、同乗してみなければわからないことがあるそうなのです。
母が死にそうになって
救急車に同乗してわかったこと。
車は止まってくれるが、自転車は止まらない方が多かった。
そういう方達のために、救急車が止まるたびに
胸を締め付けられそうになった。
お願いです。
車でも、自転車でも、歩いていても、
救急車が来たら、通り過ぎるまでの
ほんの少しの時間ですから、
その場に止まってください。
一刻を争っていることがあるのです。
この現実を1人でも多くの方に
知って頂けるように……
もし自分だったら、もし家族だったら…..どう?
出典:Facebook
ほんの少しの時間も我慢できないのでしょうか?
救急車の遅延により、助かる命も助からなくなる可能性があります。
歩行者や自転車の酷い実態
では、どのくらい歩行者の対応がご覧ください。
この動画には、緊急車両が近づいているのに、おかまいなしに横断する酷い人々が映し出されています。
全くもって道を譲るということをしていません。
現役救急隊員から心に響くコメントが
この投稿を受け、現役の救急隊員の方から以下のようなコメントが寄せられています。
働いている全ての救急隊が、
「人が道を譲って当たり前」とは思っていません。
救急車は、必ず徐行はするけれど、
加減速だけでも、中に乗っている傷病者には負担がかかります。
完全に止まらなくて良いように、
余計な加速をしなくて済むように、
緊急走行へのご理解とご協力をお願いします。
以上、現役救急隊からのお願い。
出典:Facebook
このように、みなさん一人ひとりの協力が必要です。
ですが、簡単なことです。
ほんの少し、ほんの少し止まってあげるだけで救われる命があるかもしれないのです。
急いでいる気持ちもわかります。
しかし、緊急車両の方がもっと急いでいるのです。
一刻を争う人の命を、みなさんの心がけ一つで救えるということを忘れてはいけません。
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