みなさんは、国の借金1,000兆円あまりを誰がどのように返済するのかを考えたことはありますでしょうか?
今回は、女子高生が抱いた素朴な疑問についてご紹介します。
借金1千兆円、誰がいつ返すの
朝日新聞のオピニオン欄に掲載された記事に注目が集まっています。
画像で見づらい方はこちらをご覧ください。
借金1千兆円、誰がいつ返すの
現代社会の授業で、国の借金の話を聞いた。
1千兆円も、誰が何のために借りたんだろう。
ていうか、誰がいつ返すんだろう。
なぜこんなにお金を借りたのか、それでどういうふうに日本が良くなったか、
これからどう良くなっていくのかを説明してくれないとさ、返すの手伝ってとか言われても絶対嫌だよね。
借金してほしいと私ら頼んだ覚えないけど、私が総理大臣で1千兆円を自由に使えたら、子どもに優しい国をつくりたいな。
優しいと言っても、甘やかすとかそういうことじゃなくてさ。
学費を無料にしたり、保育園とか公立の大学を増やしたりしたい。
勉強の意欲があるのに「お金がなくて……」とかなったら嫌になるよね。
「日本は借金をいっぱいしたけれど、いっぱい大学建てたおかげで学力が世界1位になって、
世界中で日本人が活躍して、たくさんお金を稼ぐことができて、元取れた! 勉強万歳!」
とか、なればいいのにね。
私だってお金があれば参考書買って、警察官の試験の勉強できるもん。
ああ、日本にちゃんとお金の管理ができる人がいればなあ。とにかく、借金は返そうね! 大人!
出典:朝日新聞
少々文章や表現方法に難がありますが、的を得ているようにも感じられます。
ネット上の反応
これに対し、ネット上では
●少し背伸びした話題を書き連ねる15歳が、大人相手に口語混じりのくだけた文章書くのかな、って違和感。
●新聞も未だに「国の」借金なんて書いてるんで、
女子高生(ほんとにそうかどうか疑わしいが)ならこういうトンチンカンな疑問持ってもしょうがないでしょうな。
借りてるのは政府、貸してるのは国民。どちらかと言えば女子高生は債権者側。
●色々突っ込みどころだらけだけど特に「総理大臣で1000兆円を自由に使えたら」にひっかかったなぁ。
総理大臣は自由に予算を使えると高校になっても思ってるのはどうかと思う。
など、この女子高生の勉強不足を嘆くコメントが多く寄せられました。
しかしながら、我々は実際このような巨額の借金を背負っているという自覚はありませんし、
本当にこの金額を借金しているのかもいまいち不明瞭です。
勉強不足や、文章能力はさておき、女子高生がこのような疑問を抱いても仕方ないのではないでしょうか?
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