とある教師の方が、新聞の投書欄に投稿した内容に注目が集まっています。
仲間と自由に楽しく過ごすことは人間にとって最も大切である
1/22の神戸新聞の教育欄にこのような投稿がありました。
内容は、教師の方が休み時間に1人で過ごすのは間違っていると、真っ向から否定しているというもので、
この投書に対して各方面から様々な意見が寄せられています。
写真では見づらい方はこちらをご覧ください。
休み時間楽しんでますか
30年ほど前、小学校6年生の担任をしていた時のことだ。
休み時間にずっと本を読んでいた子がいた。年度途中に転校してきた女子児童だった。
「みんなと一緒に過ごしたらどう?」
と何回も声をかけたが、
「本が好きだから」と首を振った。
いじめはなかったと思うが、彼女が卒業するまで、仲間と心から笑い合う場面がほとんどなかった。
仲間と自由に楽しく過ごすことは人間にとって最も大切である。
私は子ども時代、休み時間や放課後が楽しくて仕方なかった。
だから学校を休まなかった。
今の子どもたち、学校の休み時間や放課後に仲間と自由にのびのびと過ごせているのだろうか?
学校の休み時間は人のかかわり方を学ぶ、とても重要な時間である。
授業と同様、あるいはそれ以上に大事な時間と言ってもいいかもしれない。
「休み時間には、友達と思いっきり楽しもう」
そう言っている自分の姿を初夢に見た気がする。
出典:神戸新聞
個性を潰す日本の教育
生徒の個性を伸ばさない日本の教育が如実に反映されたような内容です。
さらに、重要なのは仲間と過ごすことであると訴えていますが、果たしてそれだけでしょうか?
本や文学から得られる知識や良識なども大切なのではないでしょうか?
一概に、仲間と過ごすことが絶対にいいとは限りません。
ネット上の反応
これに対し、ネット上では
・そんなに外で友達(笑)と遊ぶのが重要って主張するならそういう時間を別で作れよっておもう。
休み時間は休む時間なんだから何をするか決めつけるべきじゃない。
・確かに学校は社交性を学ぶとこだとは思ってるけど、
だからといって休み時間に誰かとベタベタくっつくのが素晴らしいなんてことは言えないよな
・この投書の主は、子どもの頃に大好きな本に巡り合ったことがないのでしょうね。
どっぷり本に浸かっている時の幸福感を知らず、想像もできないんじゃないかしら。
と、休み時間の過ごし方など、教師が決めつけることではなく、
さらに、本を読んでいる時の幸福感の方がよっぽど素晴らしいといった意見が多く見られました。
教師とは人の上に立つ人間ですから、もう少し視野を広げ、
本ばかり読んでいる生徒さんを頭ごなしに否定することなく、成長を見守っていくことが大切なのではないでしょうか?
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