今年の干支は『酉』ですが、この漢字は動物を表す『鳥』と意味が全く異なることをご存知ですか?
今回は、そんな干支に使用される漢字と、動物との関係についてお話します。
酉と鳥の違いとは
『酉年』の『酉』という漢字は、私たちが普段目にしている『鳥』という字とは違うのです。
これは『鳥』だけでなく、十二支の全ての漢字が本来の動物を表す漢字とは異なっています。
十二支の漢字は全て“植物の様子”を表していてます。
今年の干支である『酉(とり)』という漢字は、“作物が完全に熟した状態”を表しているのです。
ちなみに、干支の始まりである『子(ね)』は“種の中に、新しい命が萌え始めた状態”、
最後の『亥(い)』は“草木の生命力が、種の中に閉じ込められた状態”を表しています。
ところが、そのままの字では覚えにくいということもあって、
一般的に分かりやすくするために、馴染みのある動物の漢字を十二支にあてはめたのだそうです。
ですから、十二支に出てくる漢字は、動物とは全く関係ありません。
酒という字に関係している!?
今年の干支である『酉』という漢字ですが、『酒』という漢字に関係が深いそうです。
『酒』という字から“さんずい”を取ると、『酉』という字になります。
この『酉』という字は“お酒の壺”を表現しているもので、さらに『酉年』は十二支の中で、10番目となります。
これを1年の12ケ月にあてはめると「10月」になり、
ちょうどこの時期がお酒造りの最盛期であることから、
『酒』という字から“さんずい”を取った『酉』という漢字が使われるようになった・・
などの説もあります。
※諸説あります
ネット上の反応
これに対し、ネット上では
・確かに以前からかなり不思議だったわ
・お酒の説はよくわからんが、勉強にはなった
・こういうちょっとした豆知識を披露できると、会話が盛り上がるよな
など、意外と知られていない事実なだけに、驚きの声がたくさん上がりました。
この記事を読んだあなたは「今年の干支の漢字の意味知ってる?」と友人に自慢できるかもしれません。
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