モンスターペアレントや、過保護すぎる親などが最近話題になっていますが、
今回ご紹介するのは、そんな親たちに一石を投じた、とある小学生の作文の内容です。
これを読めば親の立場の方だけでなく、子供や他の皆さんも考えさせらること間違いなしです。
信じ合うことが大切
とある東京都内の私立小学校で行われた授業参観での、
作文発表の際に発表された作文が話題を呼んでいます。
「家族への想い」と題し、生徒に作文を書かせ発表させたところ
一人の生徒さんの作文があまりにも秀逸すぎ、
その場にいた、すべての親御さんの空気と意識を一瞬で変えてしまうのです。
その作文の抜粋はこちらです。
『信じあうこと』
私は、家族が大好きです。
家族も、私のことが大好きです。
でも、たまに、とても悲しい気持ちになることがあります。
私の家族は、いきすぎだと思うほど、私のことを心配します。
この前、私はA子ちゃんとケンカをしました。
私は、A子ちゃんに嫌なことをさせられました。
でも、私もA子ちゃんに嫌なことをしたと思い、仲直りをしたいと考えていました。
その時に、お母さんは私に、
「あなたは悪くない」
「A子ちゃんが悪いんだから、謝らなくていいのよ」と言いました。
とてもびっくりしました。
なんで、私も悪いのに、私は謝らなくていいのかな?って、そのときに思いました。お母さんは、もしかしたら、
”私のことを信じていないのかもしれない”
と思いました。
お母さんは、
『自分の子供』ということを信じているだけで、
『自分の子供だから』という理由だけで、
私は悪くないと言っているんじゃないかな、
と思いました。
そのとき、とても悲しくなりました。
お母さんは、”私という人間のことを信じてくれているのかな?”と心配になったのです。
私はお母さんの子供だけど、私というひとりの人間でもあります。
その私という人間を、ちゃんと見てくれて、知ろうとしてくれて、信じてくれているのかなって、思う時があります。
最近テレビで、モンスターペアレントという、
子供のためにいっぱい怒る人が増えているという話をみました。
それを見て、この作文を書こうと思いました。
きっとそういう人が増えているのは、きっと子供自身を信じるんじゃなくて、
『自分が育てた子供』という、
育てたこと自体を信じているんじゃないかなって
思いました。
似ているようで、すごく違うことの様に感じるのは、
私だけではないのではないでしょうか。
私は、家族が大好きです。
だからこそ、家族には、もっともっと、
私のことを信じてほしいと思います。
信じあうことができたら、きっともっと仲良く、
もっと笑顔いっぱいで一緒にいれるんじゃないかなって思います。
私も、もっとしっかりして、勉強もたくさんがんばります。
だから、これからも、私のことをたくさん信じてください。
私は、必ず家族みんなの自慢の娘になります。
出典:Buzz Media
『自分が育てた子供』という、育てたこと自体を信じている
この発表が終わった時、教室中は静まり返り、その後一同からとても大きな拍手が沸き起こったそうです。
発表した生徒の親御さんは、この発表の後、生徒さんに謝りに行ったそうです。
明らかに親の意識を変えた素晴らしい作文だと思います。
しかし、
『自分が育てた子供』という、
育てたこと自体を信じている
という言葉は非常に心に響きますね。
ネット上の反応
これに対し、ネット上では
・ごもっとなご意見ですね恐れ入りました。
・いやこれは、彼女が圧倒的に正しい。モンペに伝わってほしい
・全国のモンスターペアレンツ供、この作文を読めや!!
など、秀逸すぎる文章に称賛の嵐でした。
子育てに悩んでいらっしゃる方や、
子供とどう接していいのかわからない方は是非、
”子供を信じる”ということをしてみてください。
劇的に変わるはずです。
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