アクセルとブレーキの踏み間違えを防止する、『左足ブレーキ』が普及しない理由

この記事は3分で読めます

 

交通事故の原因で、『アクセルとブレーキを踏み間違えた』という文言を聞いたことはありませんか?

普通なら、絶対に間違うわけないのになと思うかもしれませんが、パニックに陥った状況下ではそうはいかない模様です。

今回は、そんなアクセルとブレーキの踏み間違えを防止する『左足ブレーキ』が、なぜ普及しないのかについて言及したいと思います。


スポンサーリンク



 

アクセルとブレーキの踏み間違え

 

 

近年、ブレーキとアクセルの踏み間違いによる交通事故は後を絶ちません。

ちゃんと教習所にも通い免許を取得し、なおかつ毎日のように車を運転している人ですら、このような過ちを犯してしまいます。

 

 

さらに、このグラフでわかるように、免許取り立ての若い世代はともかく、踏み間違えによる事故は高齢者に多くみられ、

世間では「免許を取り上げた方がいいのでは?」や「自動ブレーキを搭載した車以外は乗車できないようにしろ」といった厳しい意見が寄せられています。

そういった感情を抱く気持ちもわからなくもないですが、車は地方で生活する高齢者にとって、なくてはならない「」です。

危険だからといって取り上げれば別の問題が発生します。

 

一方で、「自動ブレーキ義務化」に関しても、仮にスムーズに整備が整ったとしても、それが全国の高齢者のマイカーに導入されるまではかなりの時間を要します。

では、もっとも実用性が高く、手っ取り早い対策はなんなのでしょうか?

それは、ご存知の方も多いとは思いますが、『左足ブレーキ』です。

アクセルとブレーキの踏み間違えの事故で、もっとも多いのが、

アクセルとブレーキを踏み間違える→車が前に進むので焦ってパニックに陥る→さらに力強い力でアクセルを踏む

このような流れです。

これを解消するにあたり、画期的だとされているのが『左足ブレーキ』なのです。

では、一体どのようなものなのでしょうか?

 

左足ブレーキとは

 

 

車を運転する際、基本的にはアクセルとブレーキの操作は右足で行います。

マニュアル (MT) 車の場合、左足はクラッチ操作で必要になってきますが、オートマチック(AT) 車の場合は、クラッチを踏んでギアを変える必要がないため、左足は自由になってしまいます。

そこで、「自由になった左足でブレーキを踏めば、アクセルとの踏み間違いが減少するのではないか」という概念が誕生し、

それを『左足ブレーキ』と呼んでいるのです。

理にかなっているとは思いますが、世間では全く注目されていません

では、一体なぜ注目されないのでしょうか?

 

左足ブレーキが注目されない理由

 

アクセルとブレーキの踏み間違いの事故を減らそうと、国会でも特別委員会が設けられ、教習所での左足ブレーキの徹底を要請する議論がなされたこともありました。

しかし、『日本ではまだ「マニュアル車と両方に乗るケースが多く、ドライバーが混乱する可能性が高い」という反対意見が今のところ優勢』という理由で、社会には全く広まりませんでした。

つまり、免許や技術指導の面からしても、2つのやりかたを教えるのが非常に面倒という理由で、MTもATも同じルールにしたのです。

結果、左足ブレーキは全く世に広まることもなく、踏み間違え事故の改善策として提案されないのです。

 

左足ブレーキのメリット・デメリット

 

これから先、AT車しか乗らず、MT車に乗らないという人がいるのであれば、

左足ブレーキは非常に安全であり、踏み間違えのリスクを軽減することができるので、以下のメリット・デメリットを参考に取り入れてもいいかもしれません。

 

メリット

 

メリットに関しては、次のようなものが挙げられます。

 

運転が楽になる

 

空走距離が短くなる

 

走行安定性が増す

 

踏み間違えが起こらない

 

●微妙な操作が可能

 

●コーナーがスムーズ

 

●バックが楽

 

※空走距離・・・空走距離とは、危険を感じてブレーキをかけ、ブレーキが効き始めるまでに車が進む距離

 

デメリット

 

MT車に乗りかえた時に危ない

 

ストップランプがつきっぱなしになる

 

上体が安定しない

 

ブレーキペダルの位置が右足ブレーキ用に設置されている

 

アクセルも同時に踏み込んでしまう

 

 

いかがでしたでしょうか?

右も左もブレーキを踏むことに関しては、それなりの危険性があることがお分りいただけたかと思います。

しかしながらこれからの時代、自動ブレーキシステム搭載の車や、自動運転ができる車が普及し、ブレーキを踏むという概念自体がなくなるかもしれません。


スポンサーリンク



 

 

あなたにおすすめの記事

 

「教習中にラブホの前でウィンカーを出した結果」女性教官が・・・

 

 

この記事が気に入ったら
いいね ! お願いします

Twitter でBrandNewSを