「盲導犬が刺された!」未だ絶えない盲導犬への虐待とは

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盲導犬は、視覚障害者を安全かつ快適に誘導する犬のことで、身体障害者補助犬の中で、もっともよく知られた存在です。

今回は、そんな盲導犬にまつわるお話をご紹介します。


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忠実な盲導犬を虐待するとは

とある新聞の投書欄に寄せられた投稿が話題となっています。

投稿によると、盲導犬が虐待されていたそうなのです。

以下記事内容です。

 

 

忠実な盲導犬を虐待するとは

 

うちの娘と一緒に働いている全盲の方の愛犬が、お尻をフォークのようなもので刺されました

この犬は、盲導犬として毎日、ご主人のために働いています。

いつものように、ご主人とともに職場に入ってきた時、

何かお尻に赤いものがついていると周りの人が気づいたそうです。

そして、盲導犬の服をめくると……腰からお尻が血だらけだったとか。

盲導犬は何があっても吠えないように訓練されています。

それをいいことに虐待する人がいるらしいのです。

犬の身体に落書きをしたり、わざと尻尾を踏みつけたり。

盲目の方が気づかないでいるのも楽しんでいるらしいのです。

警察に被害届を出したそうですが、どこで刺されたか分からないので犯人逮捕は無理のようです。

ご主人は、

自分が気づいてあげられなかったと悔し涙を流したそうです。

全盲の方の苦労を知り、盲導犬に愛護と尊敬の念を持ってもらいたい。深くそう思います。

そして、こんなことをしたあなた。これは、いたずらでは済まされないことですよ。

反省してください。

出典:朝日新聞

何が起きても吠えないのをいいことに、何も罪のない盲導犬を虐待すること絶対に許されません。

視覚障害者の方は、周りの人に言われるまで盲導犬が怪我をしていることに気づかないため、

それを面白がって、虐待をしている人がいるという事実は、強い憤りを覚えます。

 

盲導犬について

盲導犬は、視覚障害者の方にとっては家族同然の存在です。

視覚から入ってくる情報をパートナーであるユーザー(使用者)に正確に伝えなけらばならないため、様々な厳しい訓練を受けています。

記事中で一つの例として挙げられましたが、盲導犬はむやみやたらに吠えないように躾されてあります。

他の犬や猫などの動物に遭遇しても、上手に”無視”をしてあげることができれば褒めるなど、徹底的に吠えないように訓練されているのです。

そんな盲導犬を利用するにはどうしたらいいのでしょうか?

盲導犬は、お金を払わなくても、無償で借りられます。

これは、日本国内には、盲導犬の育成・管理に携わっている団体が10団体ほどあり、

そのほとんどが、視覚障害者の方へ無償で盲導犬を貸し出しているからです。

盲導犬の使用を希望する人の中で、1頭が育つまでにかかる食費や医療費、訓練をするための人件費や施設維持費などなど、

全て払える人はほとんどいません

そのため、出来るだけ平等に盲導犬の使用の機会を提供出来るよう、公益事業として行っているのです。

よって、盲導犬には値段(販売価格)はありません。

1頭育てるのに必要な金額も、どこまで計上するかという線引きが難しいため、明確な数字なども存在しません。

すなわち、仕事が終わった盲導犬は、パートナーの元を離れ、元の団体へ返却しなければならないのです。

 

盲導犬も家族同様

いかがでしたでしょうか?

様々な人の多いが詰まった盲導犬を虐待してしまったという事例。

自分の家族が同じように傷つけられたらどのように感じるでしょうか?

盲導犬も、家族と同じ存在です。

目が見えないから、吠えないからという理由で、弱いものをいじめ、その姿を見て楽しむというのは、卑劣残忍な行為です。

歴史に名を残すような、『猟奇的殺人鬼』と呼ばれる人たちも、動物虐待がきっかけで、”殺す”ことへの執着心が生まれ、徐々にエスカレートしていくそうです。

そのような恐ろしい犯罪へ発展しかねないことから、再犯防止に努めるとともに、これを読んでくださったみなさんからでも、盲導犬とそのパートナーに対する理解が深まることを願っています。


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