視覚障害者だけが白杖を持つわけじゃない!知られざる白杖の使い方とは

この記事は4分で読めます

 

皆さんは”白杖”と聞くとどのようなイメージを思い浮かべるでしょうか?

なんとなく目の不自由な方が持って歩いているという、ざっくりとしたイメージの方も多いはずです。

 

しかし、白杖を持っているのにも関わらず、駅の掲示板を見ていたり、スマホをいじっていたりしている人を見て、

不思議に思った方も多いのではないでしょうか?

今回はそんな疑問を、白杖を持っている人と身近に接している人とのエピソードを交え、

解決していきたいと思います。

 

 


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みなさんは白杖がどのようなものかご存知ですか?

 

ツイッター上に投稿されたツイートに注目が集まっています。

投稿したのは、自身の父親が白杖を使用しているという@utapri_515_713さん

投稿によると、まだまだ白杖に関して偏見の目や勘違いをしている人が多く、

たくさんの方に、正しい認識を持ってほしいとのことです。

 

 

みなさん、白杖とはどういう物かご存じですか?

 

多分ほとんどの方は、目が見えない人が道を手探りで歩いたりして、目の代わりのように使うものと認識していると思います。

もちろんそれは正解ですが、今回はそれだけではないということを知っていただきたいです。

そのことを認知している人が少なく、困っている人がいます。

 

どうかこの文章に目を向けていただけた方は、最後まで読んでみてください。

 

白杖は全盲の人が目の代わりに使うものではあるけれども、それだけではない

 

皆さんは『半盲』って知っていますか?

片方の目、もしくは脳の障がいにより両目共に左半分、または右半分が見えない視覚障がいのことです。

中には上半分、下半分が見えない方、中央が見えない方など、様々なケースがあります。

 

これらに該当する視覚障がい者の方も白杖を持っています。

 

しかし、半分見えていないだけで他は見えているので白杖で道を探ったりせず

ただ持って歩いているだけという方も中にはいます。

 

私の父は右半分が見えない視覚障がい者で、これにあたります。

以上の話から全盲より見える部分がある半盲の方がましだと思う方は沢山いると思います。

 

しかし半盲の方は全盲の方にはない苦労があります。

 

それは、「半盲の人も白杖をもっている」ということの認知度の低さによる『他人の目』です。

 

例えば、もし白杖を持っているのに道を探るそぶりもなく普通に1人で歩いていたり

ましてや眼鏡をかけてスマホを使っている人がいたらどう思いますか?

多くの人は「なぜ白杖を持っているんだろう」と思います。

そしてじろじろ見ます。

 

半盲の方、特に脳の病気による視覚障害者は、

 

健常者と見た目が全く変わりません。

 

不思議に見えるのも当然です。

 

そのためにじろじろ見られるし、中には知らないが故に「見えてんじゃねえか」と、

心無い声をかけられることも何度もあったみたいです。

 

父はもう慣れてしまってこんなことを笑いながら話してくれますが、決していい気分ではないと思います。

私の周りには父以外にこのような方はいませんが、きっとどこかに同じような思いをしている方がいるはずです。

 

しかし、これはみなさんに認知していただけることで解決できます。

 

もしそんな不思議な方を見かけたら、みなさんに少しだけ気をつけてほしいことがあります。

そういう方を見かけたら「この人はどこか見えてない部分があるんだな」と思ってください。

なにもしなくても、思っていただけるだけで構いません。

そして少しだけ、人混みでぶつからないようにする程度でいいので、ちよっとだけ意識してみてください。

(父が見えていない右側から飛び出てきたおばさんを吹っ飛ばしてしまったことを根に持っています…)

 

1人1人が認知してくれるだけで、救われる人がいるのです。

認知されていないというだけで見えているのに、

白杖を持っていると誤解されて罵声を浴びさせられているという事実は心が痛いです。

 

私は一人でも多くの方にこの事実が知れ渡ることを祈っています。

 

出典:Twitter

 

 

 

ご覧の通り、白杖はまだまだ認知度が低い存在です。

この記事を読んでくださった皆様からでも、少しづづ認知されていくことを切に願っています。

 

 

半盲とは!?

 

文章中になんども登場した、半盲とはどのような症状なのでしょうか?

半盲の方の視覚のイメージは以下のようになります。

 

 

半盲とは、片方の目が全く見えないということではなく、視界の中の半分が見えないことを指します。

そして、半盲にはこれ以外にも、視界の上半分や下半分が見えなかったり、両方の外側が見えなかったり、

逆に、両方の内側が見えなかったり、隠れている部分だけ全く見えなかったりと、様々な症状があるのです。

ですので、半盲の方は見える範囲で生活されていますから、スマホをいじったり、白杖に頼らずに歩いたりできるのです。

視界に入らなかった人とぶつかってトラブルになったりする危険性もあるため、

この話を投稿した@utapri_515_713さんは、次のように注意喚起しています。

 

 

何か行動を起こして欲しいと思っているわけではない

 

 

@utapri_515_713さんは、

半盲』という言葉、そしてそのような症状を持った人がいることを知ってほしいのだと、切に訴えています。

白杖で音を出していたら怒鳴られた」「半盲の人とは気づかずに白杖を蹴飛ばしてしまった」など、

白杖に関するトラブルは頻繁に耳にします。

 

一人ひとりの少しの気遣いで救われる方がいるのです。

何か行動を起こすという訳ではありません。

このような人たちがいるのだなと、そっと配慮する思いやりの心を持つことが重要なのです。


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