接客業での「マスク」はNG!?「聴覚障害者には唇見せて」と切なる願い

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みなさんは、聴覚障害者のコミュニケーションの方法が”手話”だけだと思っていませんか?

今回は、実際の聴覚障害者から寄せられた、切なる願いについてご紹介します。

 

 


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聴覚障害者からのお願い

 

とある新聞の投書欄に寄せられた投稿に、注目が集まっています。

投稿によると、聴覚障害者が日頃から抱える悩みが赤裸々に告白されています。

以下、記事抜粋です。

 

 

 

聴覚障害者には唇見せて

 

私は聴覚障害4級で、両耳に補聴器をつけています。

販売はサービスなど接客のお仕事をされている皆さんに、お願いがあります。

客が補聴器をつけている場合、もしあなたがマスクをしていたら、

 

マスクをずらして、唇が見えるようにしていただきたいです。

 

難聴者は、相手の唇の動きを読んで、意味を理解しようとします。

ところが、寒くなってマスクをする人が増えると、唇が見えなくなり、

コミュニケーションに困ることが増えるのです。

 

医師や、看護師など医療関係者の場合、

補聴器に気がつくとさっとマスクをずらしてもらえることが多く、とても助かります。

聴覚障害者は、視覚障害者に比べて外見ではわかりにくいのですが、ご理解いただければ嬉しいです。

接客業の企業では、新入社員研修でこのことをぜひ伝えてくださるようお願いいたします

 

出典:朝日新聞

 

寒くなってきたり、花粉などの影響で、マスクして出かける人も多いと思いますが、

マスクをしたまま対応されると、聴覚障害者にとっては非常にコミュニケーションが取りづらくなるのです。

 

 

 

読唇・読話術とは!?

 

読話や読唇とは、人が話している唇の動きを見てその人が何を言っているのかを判別することをいい、

聴覚障害の方のコミュニケーション方法の一つです。

これを使用することにより、より円滑なコミュニケーションが取れるのだそうです。

それではここで、読唇術を使うメリットと、デメリットを見ていきましょう。

 

メリット

 

読話や読唇は、手話と併用することで、話の内容の理解がスムーズになりやすいといわれています。

手話の単語を見ながら相手の口元の動きを見ると、単語の特定がしやすく、

相手の口元を見ることで言葉を判別するので、健聴者との会話も比較的問題なくできるのです。

 

また、難聴者の場合は補聴器から入ってくる音と、

相手の唇の動きとを総合的に判断して会話することができますので、話の理解の手助けにもなるのです。

 

デメリット

 

一方、デメリットとしてあげられるのが以下のようなものです。

読話や読唇では、相手の口元を常に見ながら話を聞かなくてはならないので、

緊張状態を保たなければならず、長時間の会話に向いているとは言えません。

また、自分にとって関心のない話や、叱責などの聞きたくない話の場合でも、

口元を見ながら話を聞かなくてはならないため、

こういった場合は集中による緊張と不快な気持ちとで、苦痛を感じることがあるのも事実です。

 

他にも複数の人が同時に話すような場や、

相手の口元がマスクやタオルなどで隠れている場合、話している人がタバコを吸いながら話す場合など、

唇の動きを読むことが難しい際には、話の内容を理解することが出来なくなってしまいます

そして、音が似ている言葉、

例えば「寝間着」と「手巻き」、「たまご」と「たばこ」、「牡蠣」と「」などは、

口の動きだけでは判別は困難なため、前後の文脈から判断せざるを得ないため、

長時間の会話にはあまり向いていないのです。

 

 

 

まとめ

 

一般の方で、サービス業や接客業に従事している方はほとんどの場合、手話を習得している方は少ないと思います。

そのため、耳の不自由な方とコミュニケーションをとる場合には、筆談や、読唇・読話術が必要になってきます。

ですので、マスクなどをして接客にあたる場合、面倒でもマスクは外した方がいいでしょう。

さらに、耳の不自由な方と話す場合には、大き口を開け、ゆっくり・はっきり話すことがとても重要で、

状況に応じてはジェスチャーなどを交えるのも効果的です。

 

あなたも相手を思いやる気持ちがあるのなら、

 

そのマスク、外して見ませんか?

 

 


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